ネットの海の漂流者

インターネット上で話題になっている問題を検証しています。

*

Twitterの自浄作用について

   

Twitterではデマが広がっても自浄作用でなんとかなる、みたいな意見がありますが、実際に検証をしている立場からすると、Twitterの自浄作用は非常に危ういと感じます。

**Twitterは構造的にデマに弱い
デマというのはセンセーショナルな情報を列挙すれば作れます。
140字以内でつくることは難しくありません。

検証情報は、ソースや根拠を添える必要があります。
情報量的に140字以内におさめることは困難です。

両者が必要な情報量の差にはさがあります。
文字数が限られているTwitterは、デマを作ることは容易だが、検証することは困難なメディアと化しています。

そのため検証側は多くの場合、Togetter等のまとめサイトに発言をまとめるか、外部サイトに記事を書いて、URLを投稿する方法を取ります。
(その辺の事情を知らない人がRTした人全員に修正情報を送ってまわるというのはわりとよくある話なのですが、ほとんどの場合対処しきれなくなってギブアップします)

**検証情報の言及数は少ない
Twitterにおいてデマが優勢か、対抗言論を行う側が優勢かというのは、両者の言及回数を比較することで大まかにチェックすることができます。
-Topsy
-TweetBuzz
あたりが有名です。

実際に調べてみると、twitterにおける言及回数は基本的にはデマ情報側の圧勝です。
検証情報の言及数は大抵の場合元発言の半数あれば良いところで、1/10とか1/100程度しか言及されないケースもすくなくありません。

Twitterの自浄作用というのは一部のリテラシーが高いクラスタのみで効果を発揮しており、コミュニティ全体としてはデマが優勢、というのが実情ではないかと僕は思っています。
**「自浄作用」はどうやって支えられているのか
「Twitterの自浄作用」が充分に強ければ、カウンター情報は自然に広がっていくはずです。
しかし実際のところ、色々と工夫しなければ、ほとんど言及されることなく、忘れ去られることが多いのです。

検証者は様々な要素を考慮して記事を投稿します。

-その情報を怪しいと思って積極的に調べる人が、どういうキーワードで検索するかをあらかじめ予測してSEOを行う
-その情報に興味が持つ人達の生活時間を加味し、一番読んでもらえる可能性が高いタイミングを計算して投稿する
-各ソーシャルメディアの特性を考慮し、時間差を付けて流す(Tweetと、セルフブックマークは最適なタイミングが異なる)

クチコミの元になる初期言及者は適切なコメントを付けて広めます。
これまた巧拙があって、テクニック次第で、言及先を読む人やRTする人の数が変わってきます。

その後途切れることなく拡散された場合のみ、多くの人のTLに表示されるわけです。
しかし、その過程でバトンが途切れてしまった場合は「デマであること」が周知されません。

**検証が周知されないデマは真実として扱われる
周知に失敗したデマはコミュニティ内で「真実」として扱われます。
「Twitterのデマはいままで自浄作用により駆逐されてきた」ではなく「Twitter上でデマと周知されたデマは自浄作用により駆逐されてきた」という正確かな? と思います。
デマであることが周知されていない情報はたくさんあります。

**まとめ
デマに対するTwitterの自浄作用というのは、自然な状態では大抵、デマの繁殖力に敗北します。
対抗言論というものは、「既に広まっている情報」に「ゼロの状態から反論」するものなので、人為的な介入が無ければ機能しにくいものなのです。

 - Twitter, ネット

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個人ゲーム攻略サイトをまとめwikiが駆逐したように、ソーシャルメディアが個人ブログを駆逐しつつあるのだろうか?

先日、有村悠氏とtwitterでこんな会話をした。
|y_arim|しかし、感覚としては例の記事、数年前なら100以上ブクマされてもっと炎上していたハズなんだが、ぼくも小物になったもんだな。平和ってステキね。|link|
|fut573|@y_arim テーマの旬が過ぎている感が|link|
|y_arim|@fut573 だいたい最近なに書いても10ブクマがいいとこだもんな。|link|
|fut573|@y_arim プラットフォームから外れているから、技術が必要な感じ|link|
|fut573|@y_arim 後単純に、調べた資料の量と、記事の文字数がはてダの全盛期に比べて数分の1になっているあたりとかも。|link|
|y_arim|はてなアイドルは順調に死んでいる。自ら望んでそうしたのだからいいことなのだ。|link|
|y_arim|@fut573 あー。正直最近仕事と同人誌作るのに忙しくてブログに割くリソースがないんだわ…モチベーションもかなり下がってる|link|
|fut573|@y_arim 割いたリソース違うんだから、評価もそれなりに変わってくるのが自然なんじゃないかなぁと。同レベルの作業したうえでブクマ付かないなら別だけど。|link|
|y_arim|@fut573 まあそりゃそうか。|link|
|fut573|@y_arim 純粋な読者はともかく、書き手を兼ねているようなタイプの人は、そういうの割と見ていると思う。|link|
|fut573|@y_arim 昔話や、過去に調べた知識のストックを元に書く記事が続くと、割と黄色信号。|link|
|y_arim|@fut573 いまその状況だわ。他に書きたいことがない。書いて何になるんだという気分になってる。|link|
|y_arim|世の中に対して言いたいことがなくなってきたら、もはや死期が近づいているのかもな。|link|
|fut573|@y_arim 知人のブロガーは、その手の記事が3つ続いたら、独力で記事書くの止めて、対談企画とかやることにしているって言っていたなぁ|link|
|fut573|@y_arim で、そのポジションの記事がtogetterに奪われて最近はしんどいんだとか。|link|
|fut573|@y_arim 意見をまとめる気力がないから、しかたなく情報まとめ系やろうとすると、今度はnaverと競合すると、まぁ詰んでるね|link|
|y_arim|@fut573 詰んでるねえ。あーめんどくさ。|link|
|fut573|@y_arim あとまぁ、限りあるハテブホッテントリーの枠を個人ブログ以外が相当数持っていくから、最近はてブ狙いも相当厳しいとかね。|link|
|fut573|@y_arim 少し前まで、大フィーバーしていたのが、楽天ソーシャルニュース。あれは大手ポータルサイトinfoseekのtopに掲載される。その上一時期は、定期的に記事を投稿するユーザーが数百人程度だったため、狙っていた人も割と多かった。|link|
|fut573|@y_arim 僕はあそこは、きっこのブログとかが評価最高ランクに位置するような読者層だったから、狙うのやめたけどね。|link|
|fut573|@y_arim 結局のところ、ゲーム攻略サイトをまとめwikiが駆逐していったのと同じ現象がはてブで起こっているんだと僕は見ている|link|
-(特にネット上の時事問題に関しては)ソーシャルメディア上の集合知に対して、ほとんどの個人ブロガーは、質はともかく速度ではほぼ太刀打ち出来ない現状がある。
-速度で勝てないから質で対抗しようとすると、労力が膨大なものになって疲弊してしまう。
-短い記事を書くと、twitterでいいじゃん!と言われてしまうので、短い記事を投稿しにくい空気がなんとなく形成されている。
-以前は調べ物に疲れて調べる気力がない時用の、比較的労力が少なくてもなんとかなる息抜き系の記事で一息つけたが、現在ではその手のジャンルがソーシャルメディアまとめ系のウェブサービスと競合し、供給過多となっている。
-イス取りゲームが激しくなって、ソーシャルブックマーク経由の導線を確保するためには、専門的知識が必要になってきた。
-商業記事と個人が趣味で書いている記事がソーシャルメディア上で並んで表示されるようになり、個人ブログに商業レベルのクオリティを要求される場面があること。
要するに、ブログのハードルが上がってしまい、一部の生産性が高い人以外は、一定以上の話題性を維持しながら、ブログ更新を継続することが厳しくなってきているのではないか?
で、読者が減ると、モチベーションが下がって更新が滞ったり、焦って変な方向に走って自滅してネットから消えて行ったりするブログが出てくる。気がつくとお気に入りのブログが「死んでいる」ことが増えていたり。
これも時代の流れでしょうがないのかなぁ。

はてブはリニューアルでどれだけユーザーが流出したんだろう

今日は久々にはてなダイアリーのアクセス解析をチェックした。
最近ろくに更新していないので、はてブトップページからのアクセス数は残念なことになっていた。検索エンジン経由のアクセスはともかく、ソーシャルブックマークからのアクセスは新記事をかかないと格段に落ちる。
それにしても、本家のトップからのアクセスと「ユーザー製の見やすいはてブ」系のアクセス数の比が結構均衡してきていることには結構驚いた。

はてな流入数
はてなダイアリーはリニューアル後のはてブトップでかなり優遇してもらっているのだけど、それでも本家トップページと「サードパーティ?系合計」との比は6:4ほどだった。

はてなブックマークからのアクセスは、はてブトップから「だけ」ではなく、お気に入り等から来る人もかなりいる。そのためアクセス全体として見ると、まだまだb.hatena.ne.jpが圧勝状態なのだが、トップページだけを見てみると、サードパーティ系がかなり食い込んでいる。これはうちだけの特殊事情なのか、それとも全体がこんな傾向なのか、ちょっと気になるところだ。

ちなみに僕の場合は、はてブトップはいつのまにか、たまに気が向いた時にチェックする程度になってしまった。「みんなが知りたいこと」と「僕が知りたいこと」にはズレがあって、そのずれによりはてブトップにはノイズが一定数あり、そのノイズを除外するためにスクロールしたり、視線をあちこち動かさなければならないのが、ちょっと嫌なのだ。滞在している時間あたりの有用な情報数が少ないというかなんというか。

no image
ホッテントリー入りするかどうかは事前の活動で決まるというのは大体あってる

戦う前から、勝敗は決まっているんだから。

事前の活動が、100ブクマを集める下地を作っていた。下地のないサイトがどんだけ良い記事を書いても、大抵は埋もれる。

100ブクマほしければ、id:RE○さんにはてなポイントを1万くらい送れば良い – うぱ日記

これについては、大体あってますね。
現在の仕様では「はてなからのアクセスだけで100ブクマ到達」というのはかなり難しいので、事前活動と外部活動が大切になってきます。
誰もブクマしないような記事は論外として、数十人がブクマするような内容の記事であれば、読んでくれる人の数を2~3倍に増やせば100ブクマ行きます。
また、24時間かけて10ブクマ付く記事を書けるならば、そのブクマを短期間に集中して付くような工夫をすれば、はてブの新着エントリーの上位入りが狙えます。
そうすると露出が増えて100ブクマ超になりやすい。

**例えば
+自分が今どんな記事を書いているか、いつ頃完成するかを常にtwitterやはてなハイク等のミニブログで書くようする→興味をもつ人のアクセスがそのタイミングに集中しやすくなる
+twitterなどを眺めていて、今書いている記事に興味がありそうな人が大勢アクティブになったタイミングで投稿し、新着通知→ほぼ同時に3ブクマ以上付く可能性が上がり新着エントリー入りしやすくなる
+24時間ごとの大まかなインターネット利用率を把握し、はてブからのアクセスのピークをゴールデンタイムに調整する cf 中堅ブログのアクセスが一記事数千変わってくるテクニック
こうした各種調整をしっかり考えているサイトと考えてないサイトではブクマのつき方段違いです。

事前の活動や投稿技量の巧拙といった記事の品質以外の要素を考慮し、いかに下地を作るかが「100ブクマを集める記事」を作成する上で非常に重要になってきます。

tweetmylovedema
My Tweet Loversはスパムという噂について

twitterのつぶやきを解析し、自分がたくさん絡んでいる人を表示する My Tweet LoversというTwitterアプリがあるのですが、このアプリはスパムなのではないか、という噂がTwitterで広がっています。
twitter検索にて「My Tweet Loversを使ってしまった方へ このアプリはスパムです」で検索すると現在1281件がHITします。
かなり拡散しているようです。


(この噂の震源地な方は現在アカウントを消してしまったようなので、名前はぼかしておきます)

さて、このアプリ、ユーザーの許可無しに勝手にアカウントをフォローしてしまうということですが、これは間違いで、ちゃんと許可を取っているようです。

My Twitter Loversのウェブサイトには「開発者をフォローする」というチェックボックスがあり、それにチェックを入れると、開発者をフォローするようです。

とりあえず、「勝手にフォロー」ではないようですね。

ちなみにフォローするユーザーはMy Twitter Lovers Tech163 Marciux の三名でこのTwitterアプリの開発者です。
彼らはこの事態についてメッセージを出しています。

https://twitter.com/Marciux14/status/22792539576

https://twitter.com/tech163_/status/22745738949

とりあえずチェックボックスのチェックを外せば彼らをフォローすることはないみたいです。
勝手に複数の人をフォローというのは、誤訳(もしくはそもそも英語の説明文を読まないこと)が原因で広がったデマとみなしてよいと思います。

スパムではないか?という件については、スパムであるとする明確な根拠はないように思えます。

ただ、TwitterのOAuthで認証をしているので、開発者に悪意があれば、いつでも貴方のかわりにつぶやくことが可能です。
もし開発者が信頼できないのならば、認証を取り消した方が無難かなと思います。

cf 「なる四時」が4時以外に発動したときのユーザーの反応 – さまざまなめりっと

**関連情報
-My Twitter BFFs/MyTweetLoversに見るOAuthアプリの危険性、利用者意識の問題について « QUOIT Blog
-Twitter、My Tweet Loverスパム騒動について|The World of Disney × Movie × My Life
-「My Tweet Lovers はスパム!( キリッ」 – 小鳥なつぶやき – はてなグループ::ついったー部

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「【東日本大震災】福島から関東の方へ」はどう扱われたのか

「Twitterでは好評だったが2chで酷評された作品」として扱われている漫画「【東日本大震災】福島から関東の方へ」について。
まず、もとの2chですが >>1は以下のようなものでした。

>>
1 :名無しさん@涙目です。(千葉県):2011/04/15(金) 22:21:41.58 ID:0NQVI64p0● ?2BP(2)

【東日本大震災】福島から関東の方へ
PIXIV URL略(引用者による)
画像(一部)
アップローダー(画像URL略)
アップローダー(画像URL略)
アップローダー(画像URL略)
アップローダー(画像URL略)
アップローダー(画像URL略)
アップローダー(画像URL略)
アップローダー(画像URL略)
【東日本大震災】福島から関東の方へ
Twitter URL(略)

以下ツイッターの反応

marie_73_Rah マリー
福島からの声。涙が出る…/ ブックマーク 【東日本大震災】福島から関東の方へ | きたけ #pixiv pixiv.net/member_illust.…
8分前
v_rock_mokugyo 炭酸珈琲(元RUIZA)
支援!!これは全国民に読んでほしい。 / ブックマーク 【東日本大震災】福島から関東の方へ | きたけ #pixiv pixiv.net/member_illust.…
46分前
masamin1007 まさみ
全くもってその通りだよ。読んでて涙出てきたよ・・・。 RT【東日本大震災】福島から関東の方へ [1] : URL略
51分前
<< URL略となっている部分は元スレではURLが存在しましたが、引用者の判断で削除しました。さてこの書き込みですが、ポイントとなるのは”画像(一部)”という部分です。
2chに貼りつけられた画像もそれを元にしたまとめブログの画像も作品の全容を伝えるものではなかったのです。
しかも画像は、作品の持つメッセージを正確に伝える目的ではなく、バッシングのために都合が良いものかどうかで選ばれていました
少なくても僕はそう僕は感じました。

元作品のプロットも、伝えたかったはずのメッセージも、歪められていました。

そのことは元スレでも複数の方が指摘していました。

>>
55 :名無しさん@涙目です。(長屋):2011/04/15(金) 22:27:46.99 ID:aIq9lHrX0
ピックアップしてる絵が作為的
元を見てみたらそんなに悪くもねーじゃん
1しね

167 :名無しさん@涙目です。(チベット自治区):2011/04/15(金) 22:37:12.08 ID:xEQuSmLE0
これ最後の画像違う作品から持って来てるから意味がわからんくなる
てか恣意的だよね

<<しかし、これらの発言は僕が見た限りまとめブログには掲載されません。 「スクリプトによる自動投稿でない限り」まとめブログ管理人はこれらの発言を読み、そして黙殺したことになります。2ちゃんねるに悪意ある抜粋が投稿され、その事を承知しているはずのまとめブログが、恣意的な編集を行い、その情報が拡散するといういわば常態化している「いつものあれ」がここでも行われたわけです。これは 産経は切り取った、そして数十分後に全文を掲載した。しかし…… – 情報の海の漂流者 と同質のトリミング問題です。

2chとTwitterで評価が違ったというのはユーザー層の違いだけではなく、両者が読んだものが違っていたからだ、という理由もあるのではないでしょうか?
**読んで違和感を覚えなかったのか。
例の2chスレに貼られた画像群は、切り取りであるため、ストーリー的に飛躍がありますし、メッセージ的としても意味が通らないものでした。
違和感を覚えた人も多かったのではないでしょうか?
で、その違和感をどう処理しましたか?というのが問題になります。
[pixivで女子高生が書いた漫画なんだからレベルが低くてもしょうがない]と思ってしまったとしたら、ちょっと気をつけたほうが良いと思います。
「pixivだからレベルが低いんだろう」「書いたのはまだ高校生だし」「女だから論理的ではない」
そんな心理が働いていたとしたら、それは予断により書いた人を見誤ったことになります。

**続き
-相手が実生活に被害を及ぼす場合は別 – ネットの海の漂流者

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大手サイトが個人ブログの画像を直リンするとサーバー落ちることがあるのでやめて欲しい

この辺の話について。
著作権法的にどうなのかはともかく、池田信夫氏クラスの大手ブログが個人でサーバー借りて運営しているサイトの画像を直リンするというのはかなり迷惑な行為だな、というのが僕の感想。
大手サイトに画像を直接リンクされると、直リン記事にアクセスがあるたびに、こちらのサーバーに負荷が生じる。1万アクセスならば1万回負荷がかかるし、10万アクセスなら10万回負荷がかかる。
個人でやっているブログの場合、サーバーのリソースにあまり余裕が無い人が多く、想定外の負荷がかかるとサーバーが耐え切れずえらいことになってしまうことがある。
今回の場合、直リンされた人はそれなりにバックボーンが強いファーストサーバーを使っているようだし、直リンされた画像も10k弱の小さめなものなので、そこまで被害はないかもしれないが、月数百円位のプランでやっているサイトがちょっと大きな画像を直リンされると、記事が表示できなくなるレベルの負荷が簡単に生じてしまう。
(それなりにアクセスがあるサイトからの)画像の直リンというのは相手のサイトに実害を与えかねず、決してマナーが良い行為とは言えないのだと覚えておいた方が良いかもしれない。

ちなみに僕の場合

で書いたように、画像直リン+記事全文転載+アフィリエイトコードだけ改変 というコンボでサーバー落とされたことがある。

hatebtop100twitter
はてブ上位100人の平均フォロワー数は12482人

**はてなブックマーカーの人気ユーザーのフォロワー数
-はてなーの戦闘力は平均的ユーザーの12倍 | ネットの海の漂流者
の関連ネタ。
はてなブックマークのユーザーの内、twitterIDが確認できたユーザーをお気に入られ数上位から100人選んで、フォロワー数を調査した表が以下のURL
-はてなブックマーク上位ユーザーのtwitterフォロワー数 | 資料庫

平均フォロワー数は12481.76人であった。
これは平均的なtwitterユーザーの208倍にあたる。
**超人気ユーザーが平均値を押し上げる
|*フォロワー数|*該当ユーザー数|
|0~9|0|
|10~99|2|
|100~999|10|
|1000~9999|62|
|10000~99999|22|
|100000~999999|4|
22万人以上にフォローされている津田大介氏、18万人以上にフォローされているネタフルのコグレマサト氏のようなフォロワー10万超のユーザーが4名確認できた。
この人たちの存在が平均値を押し上げた結果、平均フォロワー数12482人という数字が出てきた。
ちなみに、各ユーザー間で何百倍も差がある数値を比較するときには平均値はふさわしくない値なので、中央値も出しておくとこれは3692人である。

no image
【新はてブ】突き詰めていくと公式は非公式に勝てない

以下の図は現在のはてなブックマークトップページのコンテンツを種類別に分析したもの
新はてなブックマークトップ
黄緑色に塗った部分が広告用の枠。
オレンジ色に塗った部分は自社コンテンツや自社のユーザーのコンテンツの枠。
自社コンテンツの場合、リンク先にはてなの広告が貼ってあるので、準広告枠という性質もあります。
紫色に塗った部分は一般枠、というか被はてブ数に準じた人気ランキングの枠です。
画面全体に占める一般枠の割合はそんなに多くありません。
さて、次の図は嫁のはてブで同じ分析をしたものです。
嫁のはてブ
ほぼ画面のほぼすべてが一般枠となっています。

開発費やサーバー代や保守費用をかけているはてな公式は、ユーザビリティとマネタイズを並列してサイトデザインをせざるをえないため、広告やそれに準じる自社コンテンツへの導線を組み込まざるを得ない状況。
オレンジや黄緑の部分をなくしてはシステムを維持できないわけです。

一方非公式サイトである「嫁のはてブ」はコストを考えなくていいので純粋に利便性だけを追求することが可能で、紫の部分だけを並べることができます。

このような条件の違いがある以上、突き詰めていくとはてブ公式は利便性において非公式に勝てないのではないかと僕は思っています。

はてなブックマークというのは要するに一定期間内に獲得したブクマの数が多ければ多いほど良質なコンテンツであるという思想のランキングなのですから、下駄を履かせた自社コンテンツがインターネット全体の総合ランキングに質で勝つことは困難です。
ユーザーが一定時間内に得られる情報の質においても、公式が勝利するのは難しそうだなとも思っています。

アクセルマップ
転載サイトと共栄するための3つの条件

少し前から僕のブログ情報の海の漂流者の記事がBLOGOSへ転載されるようになりました。
許可を求めるメールが来ていいですよと返して契約みたいなものを書きました。
ちなみに金銭的対価はありません。
ただでコンテンツ提供しています。

**最近一ヶ月の記事の転載先でのアクセス数

10万アクセス程提供して、blogosから帰ってきたアクセスは3000程度でした。
数字だけ見たら33:1 の完全赤字でこちらが大損こいているように見えます。
相互RSSなら即切りされるレベルです。
しかし、ちゃんと分析してみたところ、これはBLOGOS転載は充分メリットがある選択だなと思い直しました。
**分析
アクセス数グラフの一番下にある30000アクセス超の記事は
-徳島市には本当におかずがウインナーだけの給食があるのか?
という雑誌記事についての検証記事です。
外部サイトの各種資料を引用しつつ、推論を出すというタイプの記事で、本文中に内部リンクは一箇所もありません。
内容的にも一記事完結型で引きがありません。
転載先でこの記事を読んだ人がうちにやってくるのは、「どうせなら著者のサイトでオリジナル記事も読んでみよう」と思った場合位ですね。

読んだばかりの記事と同じ記事をわざわざ読もうという人は圧倒的少数派で、転載記事31800pv中、うちのブログにやって来たのはわずか80pvでした。0.25%ですね。

これに対して、逆に上から二番目の記事。
-時間外労働300時間のブラック企業ではない会社の話 – 情報の海の漂流者
時事問題についてのまとめ記事で、本文中に内部リンクが4箇所あります。
内部リンクは本論をより深く理解するための参考記事でこれらを読むことで知識を積み上げていく形になっています。

こちらも転載記事→オリジナル記事へのルートは極細でほとんど誰も来ませんでしたが、参考記事にはBLOGOSのリファラを持つアクセスが2000pv以上ありました。
ひとつの記事を読みながら参考記事までチェックしようという人たちなので、話題に対する興味関心も強く、ソーシャルメディア上で積極的に情報を共有するタイプでした。
そうした行動まで考慮すると、この記事のBLOGOSからの流入効果は6000pv超えます。
21000pvに対して6000pvというのは割と優秀な数字です。
その問題について強い関心を持っている人を選別していることを考慮するとアクセスの質も申し分ないでしょう。

**こんな感じで
こんな感じで分析していった結果。以下の3点を満たすブログであれば、BLOGOSに全文転載することにPV的なメリットが充分に高いという結論に達しました
+livedoor文化圏から遠く
+時事問題を中心に扱っているブログが
+知識を積み上げるタイプの記事を転載する
***livedoor文化圏から遠く
元々BLOGOSとユーザー層が被っているブログの場合、何もしなければ自分のブログを読んでいたはずの人たちがBLOGOS読んだから来なくなった、というパターンがありえます。
(うちはその様な条件に当てはまりません)
**時事問題を中心に扱っているブログが
転載によってweb上にクローンができるため、検索エンジンからの中長期のアクセスに悪影響が強いおそれがあります。
しかしうちのブログはネット上の時事問題に特化しているため、もし中長期のアクセスが落ちたとしてもあまり影響はありません。
(検索エンジンから安定アクセスが来るタイプのブログをやっている人はこの辺無視できない要素となると思います)

↑時事問題系記事の典型的なアクセス数変化
***知識を積み上げるタイプの記事を転載する
転載記事からのアクセス流入は基本的に参考記事への誘導によるものであるから内部リンクがそのまま誘導路に化けるわけです。
この辺のルートをうまく作れない人は記事の末尾にオススメの記事をいくつかピックアップする形で内部リンクを作っておくと有効かと思われます。
僕の場合、例の給食の記事の最後に関連記事へのリンク集を挿入していれば、BLOGOSからの流入数が格段に増えていた可能性が高そうです。

僕のブログばこうした条件にマッチしているので、転載サイトといい関係が結べると思うわけです。

インターネット利用時間帯(インターネット白書2010)
ブロガーのためのソーシャルメディア入門1

今回は伝えたいことを多くの人に知ってもらうためのソーシャルメディア活用術について書いていきたいと思います。

twitterやはてなブックマークなどのソーシャルメディアには、「ある情報に興味がある人」と「それを伝えたい人」を繋ぐという情報マッチングツールとしての一面があります。
ソーシャルメディアを上手く使える人とそうでない人では、自分の伝えたいことを知ってもらえる人の数は大きく変わります。
**インターネットの利用人数は時間帯によって異なる

上のグラフはインターネット白書2010 (amazon) (楽天) に掲載されている時間帯別のインターネット利用率のデータを元に作成ました。
これを見ると、ネットを利用している人の割合は時間帯によって大きく変化することが分かります。

**ソーシャルメディア上の情報は寿命が短い
ソーシャルメディアの情報はリアルタイムで更新されます。
古い情報は新しい情報に押し流され、目立たない場所にうつされていきます。
よほど話題になる情報以外は数分~数時間で目の前から消えてしまうのです。
リアルタイムで観ている人以外にはあまり話題になりません。
これはテレビCMに似ています。

**ゴールデンタイムと深夜枠値段が同じならどっちにCMだしたい?
テレビの場合はゴールデンタイムと深夜のCM料金が違います。
しかしソーシャルメディアの場合、どちらもコストは変わりません。
ならば、人がたくさんいる時間に掲載された方が得なのです。

ソーシャルメディアはリアルタイム性が高いため、記事の投稿時間やそのURLをソーシャルメディアに流す時間帯が大きな意味を持ちます。
その辺を意識している人としていない人の記事では、ソーシャルメディア上での露出が段違いになります。
深夜に話題になってpv1000であった記事は、ゴールデンタイムに話題になっていればpv10000だったかもしれません。
-続く
注)このネタは他の場所で書くことになりました、続きません