ネットの海の漂流者

インターネット上で話題になっている問題を検証しています。

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はてな村は元々そういう場所じゃない?

   

はてな匿名ダイアリーに「専業主婦という病気」と「産む機械」発言での訓練された産経ガー様という記事があった。

これで文脈を読めば問題ないとか言ってるのがいるけど、以前に、「女は産む機械」で問題になったよね。あれは、文脈を読めば「女は産む機械」とは言ってないんだよ。文脈無視の日本語の情弱の解釈のツギハギだらけで、「女は産む機械」と言ったとなって問題になったわけだよ。あのツギハギ解釈の「女は産む機械」を問題にした連中が、この専業主婦では文脈を読め、仙石様はそんなことは言ってないとか言ってるわけだよ。噴きだしてしまうよね。

「専業主婦という病気」と「産む機械」発言での訓練された産経ガー様

とてもよく訓練された産経ガー様は、文脈なんか全く無視して言ってもいない産む機械をわけも分からずに批判して、そしてPDFを見れば分かるように、産む機械よりもストレートに問題になる専業主婦では「文脈を読めば仙石様の言うとおり」って、爆笑だよね。お前ら、~という病気って言われれば、~は病気と言ったな!と噴き上がるくせに。

「専業主婦という病気」と「産む機械」発言での訓練された産経ガー様

はてなーは脊髄反射で柳田大臣を叩いたのか

Googleで、当時のはてなダイアリーを検索すると、190件がヒットした。
女は産む機械 site:d.hatena.ne.jp – Google 検索

その内、柳沢発言の文脈を読んで判断したと思われる発言をピックアップしてみよう

-あと、世間で騒がれているヤナギの問題ですが、「女は産む機械だと発言」と、「女を産む機械にたとえる」の間には、物凄い意味の差を感じるんですが、何かごちゃ混ぜにされていてどうも納得がいかないです。

-柳沢大臣の『女性は「産む機械、装置」』っていう北海道新聞の記事に感情的な反応するのって・・・ 完璧な印象操作じゃん。最後の段落とか全く関係ないし。タイトルも恣意的すぎるし

-これって、強調部分が入るかどうかで、印象がぜんぜん違いますわな。 そして、このタイトルを付けられた時点で負け。 まあ、たとえに「機械」って言葉をつかっちゃったがために、言葉尻を執られたわけで、柳沢厚相のミスですがね。

-最初とんでもない考え方をしてる人なのかと思ったけど、単に不適切な喩えをしてしまったということね。 文脈からすれば大騒ぎするほどのことではないなあ。

-しかしこれが,「機械の数が少ないのなら,1台あたりの生産量を増やすことを考えなければならない」という“喩え話”であるならば,“喩え話”としてセンスがいいか悪いかの評価はあってもいいけれど,この発言を理由に辞任要求までするのは明らかに過剰反応だろうと思う。

-いやー、正直これは別にただの喩えとしか思えないんですね…。下手かもしれんけど。まあね、こういう喩えを使うとすぐ沸騰する人が沢山いるってことくらい、政治家なんだから人前で話す時にはわきまえておけ、このマヌケめ。という批判ならわかるけど。

-これはあくまで言葉だけの問題で、別に機能的な面を比喩的に表現したつもりがこのおっさんにボキャブラリーや後先考える能力が貧しかっただけだ。だが注目すべきはポロリと出た本音。出生率予測が大ハズレして、なんとかしなきゃならんと本気で思っていたことがつい出た。

-「女性=子供製造機」ということが言いたかったんじゃなくて、「女性を機械に例えると」っていうニュアンスの話だった気がするんですが。例えが悪いことを前置きで謝ってるしねぇ。

-「女性を子供を産む機械というのはなんだけど、装置としては数は決まっているんだから頑張ってもらうしかない」という発言を、いつものように「女性は子供を産む機械」という発言としてマスコミが意訳して報道していること。

-大臣は、「女性は子供を産む機械である」と断定的に発言したのではない。「仮に、女性を子供を産む機械と仮定したら」という趣旨の発言をしたにすぎない。仮定の上の話なら、この程度の表現はどうということはない。 ところが、いつの間にか「女は子供を産む機械である」と発言したことにされてしまった。

-微妙に文脈というか報道されているのと印象が違うなぁ。妙に「喩えてごめんね」とダメ押ししたのがいけなかったんじゃないか?なんか昨今の報道は揚げ足取りというか、印象操作っぽいわざとらな読み違えが多いんで、気をつけたほうがいいかもにょ。

-今やもう「女性は産む機械」という部分のみ抜き取られて報道されています。思いっきりバイアスがかかってますね。報道って恐ろしい。

-「女性は生む機械」発言は,話を分かりやすくするための例え話です.また,大臣自身,この例えが必ずしも適切でないことを認め,ことわりをつけて発言しています.「ごめんなさいね」とまで言っています.

-発言の内容は、比喩であり、子供を産める適齢期の女性の数には限りがあることを、子供を産む装置・機械には限りがあると表現しています。

-柳沢大臣は実際には「女性は子どもを産む機械」だとは明言していないとも言われているが、まあ、前後の流れから見て「女性=産む機械」という発想が根底にあったことは否定できないだろう。

-「女性は産む機械」発言だけど、講演の前後の内容は取り上げず、ただこのフレーズのみを抽出しての批判なのは明らか。

-本来この手の発言は状況と文脈に寄るわけだ。

-元々柳沢伯夫厚生労働相は「女性は子どもを産む機械」などと言っていない。「(女性を子どもを)産む機械(にたとえると)」と言っている。「は」と「を」では全然意味合いが違う。

これらの例で分かるように、相当数の人間が、文脈を読んだ上で判断していたことが分かる。

現時点での判断

はてなーの相当数は、「産む機械問題」の時も、「専業主婦は病気」の時も同様に文脈を読んで判断していたように思われる。

 - 未分類

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web全体としてはexif情報は消す流れになってくるんじゃないかな?

-D3Sで撮影したGIGAZINEの写真を見て「高価な機材だからといって、いい写真が撮れる訳ではない」を実感させられる : ARTIFACT ―人工事実―
-ブログの情報発信力の強さ – [email protected]ハテナ系
GIGAZINEの写真のexif情報を見て突っ込みいれたら、その後exif消えちゃった、という話の流れになっているみたいだが、GIGAZINEほど大きなサイトなら、今回のことがなくてもいつかはexifを消す方向に動いたのではないだろうか?
exifは見た目に影響がない要素で、消しても見栄えに影響はない。
消せば画像の容量を減らせる。
容量を減らせばサイトの表示速度が向上する。
表示速度が向上すれば検索順位も上がるし、転送量を減らす事もできる。
(googleは表示時間を考慮して検索順位を決めるため)
exif付きの画像を掲載しているサイトをgoogle のpagespeed あたりでチェックすると、減点される事が多い。
-Page Speed Online
将来的には大手サイトは画像のexif情報を消す方向に動くのではないかと予測される。
ちなみにwordpressには、画像を自動的に最適化する機能を持つ「WP Smush.it」というプラグインがある。これを導入しているひとも多いのではないだろうか。

僕が今回の件で一番驚いたのは、高価なカメラを使っていたことではなく、GIGAZINE程の大手サイトが今までexif付きの画像を公開していたことだ。
サイトのパフォーマンス向上系の記事をよく書くサイトだから、その辺真っ先に対応していると思い込んでいた。

つくば市長記者会見時間
つくば市の被災者スクリーニングについての報道メモ
2011年4月19日03時03分つくば市、福島からの転入者に放射能検査要求 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2011年4月19日13時19分時事ドットコム:つくば市は「過剰反応」=転入者への放射能検査要求-枝野官房長官
2011年4月19日19時21分原発避難者に放射線検査を要請 つくば市長、配慮不足は陳謝 – 47NEWS(よんななニュース)
2011年4月19日20時46分asahi.com(朝日新聞社):転入者に放射線検査の証明要求 「勘違い」つくば市謝罪 – 社会
2011年4月19日21時29分福島第1原発:放射線証明の提示要求を撤回 つくば – 毎日jp(毎日新聞)
2011年4月19日21時23分時事ドットコム:「市民の安心のため」と釈明=福島転入者の放射能検査問題-つくば市長

茨城県つくば市が、東京電力福島第一原発の事故で福島県から避難して転入する人たちに、放射能汚染の有無を確認する検査を受けた証明書の提示を求めていたことが18日、わかった。

 市側は「市民に無用な不安を与えない目的だった」としているが、転入者からの抗議を受け、検査を求めないことにした。

 つくば市によると、市民課長名で3月17日、福島からの転入者にスクリーニング検査を求めることに決め、担当する窓口へ通知した。窓口の担当職員が、転入者に消防本部や保健所で検査を受け、証明書をもらうように指示するなどしていたという。原発事故が起きてから、つくば市には福島県いわき市などからの住民が避難している。

 今月11日、つくば市内の研究機関に就職するため仙台市から転居してきた男性(33)が証明書の提示を求められ、このことを茨城県に訴えたことから問題が発覚した。つくば市の岡田久司副市長は、「放射能汚染について、誤解があったと認めざるを得ない」と釈明した。
(2011年4月19日03時07分 読売新聞)

つくば市、福島からの転入者に放射能検査要求 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

茨城県つくば市が、福島第1原発事故で福島県から避難してきた転入者に放射能汚染検査の証明書を提示するよう求めていたことが19日分かった。枝野幸男官房長官は同日午前の記者会見で「原子炉からは放射性物質は出ているが、人や服装に付着して外に出ることはないように管理している。客観的に見て明らかに過剰な反応だ」と同市の対応を批判した。
(中略)

時事ドットコム:つくば市は「過剰反応」=転入者への放射能検査要求-枝野官房長官

つくば市によると、検査を要請した文書は市民課が作成し、転入者を受け付ける「窓口センター」に課長名で3月17日に通達された。福島県から避難して市に転入する人について「(県内の)土浦保健所にて、放射線に関する検査をしていただく。検査終了後問題がなければ、通常の手続き」と明記している。

 市民課によると、3月16日~4月19日の福島県からつくば市への転入者は34人で、茨城県外で受け取った何らかの検査証明書を持っていた人が含まれるという。

 今月11日、つくば市内の研究機関に就職するため、仙台市から転居してきた男性(33)が証明書の提示を求められ、県と市に苦情を訴えたために発覚した。

原発避難者に放射線検査を要請 つくば市長、配慮不足は陳謝 – 47NEWS(よんななニュース)

東京電力福島第1原発事故で福島県から避難してきた転入者に対し、茨城県つくば市が放射線量検査(スクリーニング)を求める措置を決め、抗議を受けて撤回していたことが分かった。市原健一市長が19日に会見し「対応に不備があり誤解を生じた。被災者への配慮が足りず本当に申し訳ない」と陳謝した。

福島第1原発:放射線証明の提示要求を撤回 つくば – 毎日jp(毎日新聞)

今月11日、仙台市から転入した男性が放射能汚染の検査を受けたとする証明書の提示を求められたとしてつくば市に抗議。男性は対象外の宮城県の被災者だが、これが契機になって、市側は文書通達を撤回した。市側は「あくまでお願い。窓口の認識不足が手違いにつながった」と説明した。
 今回の問題について茨城県災害対策本部の職員は、「つくば市だけの対応でも県のイメージ悪化につながる。風評被害対策をずっとやってきた県とは全く違った対応だ。どうなのかと思う」と批判した。

時事ドットコム:「市民の安心のため」と釈明=福島転入者の放射能検査問題-つくば市長

茨城県つくば市の一部の職員が、福島第一原子力発電所の事故後に福島県などから避難してきた転入者の一部に、スクリーニング(放射線検査)を受けた証明書の提示を求めていたことがわかった。

 同市はそうした定めは設けておらず、職員の勘違いだったという。転入者から抗議を受けた市は「不適切な対応があった」として、誤った対応をしないよう職員に指示した。

 同市では、福島第一原発で大規模な水素爆発があった3月14日以降、福島県などから一時は約600人が避難してきた。避難所に入る際には任意でスクリーニングを受けるよう呼びかけ、受けた人には、異常がないことを示す証明書を配布した。転入希望者についても17日、健康確認のため保健所で任意で検査を受けるよう呼びかけることを市民課が5カ所の窓口センターに文書で通知した。

 検査の実施や異状の有無は転入者の受け入れと一切関係ないが、市の説明によると、窓口センターの一部の職員が証明書を転入の条件と勘違いし、転入者に提示を求めたという。今月11日に仙台市から転入を希望した男性から抗議を受け、発覚。男性の転入届も受け付けたという。

 茨城県は3月17日、県内の市町村長に対して、県外からの避難者へのスクリーニングは不要との通知を出している。

同市の市原健一市長は4月19日の会見で、「避難者や市民に不安を抱かせないために検査を紹介したが、一部の対応が誤解を生んだことは心から申し訳なく思う」と陳謝。市内の公務員宿舎などを被災者に提供する計画もあるため、「今後も最大限、被災者を受け入れたいと思っている」と話した。
asahi.com(朝日新聞社):転入者に放射線検査の証明要求 「勘違い」つくば市謝罪 – 社会

これらの情報を見るに、つくば市は今回の事態はホウレンソウの不備によって生じたミスが原因であると主張しているようです。

また、初期の報道である読売新聞では「市民に無用な不安を与えない目的だった」となっていますが、後発の朝日新聞では「避難者や市民に不安を抱かせないために検査を紹介した」となっています。
市民の不安を取り除くためだけにスクリーニングを行うこと、被災者の健康のためにすクリーニングを行うこと、一石二鳥でスクリーニングを行うこと、この三つは意味合いが異なるので、元の発言がどうであったのか気になるところです。

読売新聞のソースは不明ですが、朝日新聞のソースはつくば市長が4月19日午後15時半頃行った記者会見のようです。
記者会見の時間についてはTBSがyoutubeに投稿した動画に記載がありました。
-YouTube – つくば市、転入者に放射能検査証明要求

読売新聞の記事は記者会見の前に出されているので、別ソースのようです。
つまり、つくば市民の不安解消のため(だけに)スクリーニングを行ったという報道と、つくば市民の不安解消と被災者の健康のためにスクリーニングを行ったという二種類の報道があり、両者のソースは別ということになります。

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収入階級別・妻の有職率
文脈を読むと判断は多様化する

「女は産む機械」「専業主婦は病気」でのはてなのダブスタ調べについて。
いや、柳沢発言を批判しているかどうかと、文脈を読んでいるか否かはイコールではないので……

たとえ文脈を読んだとしても、その結果どう判断するかは人によって異なる。
同じ記事を読んでも

  • 1a.文脈を読んだ上で、柳沢大臣は「女は産む機械」と言った(に等しい)と判断する人
  • 1b.文脈を読んだ上で、柳沢大臣は「女は産む機械」と言っていないと判断する人
  • 1c.文脈を読まないで、柳沢大臣は「女は産む機械」と言ったと判断する人
  • 1d.文脈を読まないで、柳沢大臣は「女は産む機械」と言っていないと判断する人

がいるし、

  • 2a.文脈を読んだ上で、仙谷官房長官は「専業主婦は病気」と言った(に等しい)と判断する人
  • 2b.文脈を読んだ上で、仙谷官房長官は「専業主婦は病気」と言っていないと判断する人
  • 2c.文脈を読まないで、仙谷官房長官は「専業主婦は病気」と言ったと判断する人
  • 2d.文脈を読まないで、仙谷官房長官は「専業主婦は病気」と言っていないと判断する人

がいる。
はてながダブルスタンダードであるというならば、[1]と[2]を適切に組み合わせた例を提示し、他の集団との差異を示し、集団としてのはてなの特徴であると示す必要があるように思える。

ちなみに2aの代表例は「専業主婦は病気」と「専業主婦という病気」はどちらも専業主婦バッシングであるから実質的に同じことだと考える人。
2bの代表例は「専業主婦は病気」と「専業主婦という病気」の意味合いは異なると考える人。
僕は2bの立場だ。

なぜ2bと考えるか

専業主婦についての神話として貧乏人は共働き、お金持ちの奥さんは優雅に専業主婦をしているというものがあるが、現代ではそれは間違っている。
何らかの理由で共働きできない家庭が貧困状態になり、共働きが許される環境にある家庭がすこしましな生活をできる、というのが現在の状況だ。

図表・収入階級別・妻の有職率(クリックで拡大)


上のグラフは以前、調べ物をしたときに作成した、収入別の妻の有職率。
収入が低い世帯ほど専業主婦率が高いのが分かる。
不況で夫(サラリーマン)の稼ぎが期待できない今、専業主婦をやめ、兼業主婦になりたい、というニーズが強くなっている。
子どもを保育園に預け、働きたいという人が急増しているのだ。

だが、サラリーマン+専業主婦世帯に最適化され、母親が子供を育てることを前提とした現代日本では、このようなニーズに対応しきれていない。
なんせ、日本では保育園は「福祉」なのだ。
「普通の人」が大量に利用することを前提にしたシステムではない。

福祉(ふくし)とは、「しあわせ」や「ゆたかさ」を意味する言葉で、広義で「公共の福祉」などと使われる。

1. 社会福祉(social-welfare)は、未成年者、高齢者や障害者で生活上なんらかの支援や介助を必要とする人、経済的困窮者・ホームレスなどに対し、生活の質を維持・向上させるためのサービスを社会的に提供すること、あるいはそのための制度や設備を整備することを指す。
2. 狭義には、障害者や一人親家庭(父子家庭、母子家庭)[1]など社会的ハンディキャップがあると考えられる国民に対して公的な支援を行う制度を指し、児童福祉法、身体障害者福祉法などで規定される社会保障の一分野である。一方、生活保護法などで規定される所得保障制度などは公的扶助と呼ぶ[2]。

福祉 – Wikipedia

働きたい人が多い都会では、保育所の増加が、保育需要に追いつかず、待機児童問題が発生している。
(逆に過疎地では少子化により保育所が閉鎖するという二極化状態ではあるが)
働きたくても、子どもを預ける場所が見つからないから専業主婦をやっている人が増えているのだ。

では、待機児童を減らすためにどうすればいいのか?という流れの中で提唱されたのが幼保一体化で(実際には効力がないという意見も多いが)、それが例の仙石氏の講演のテーマである。

僕はそういう背景事情を考慮しながら、仙石氏の発言を読んだ。
そうすると、「専業主婦という病気」という言葉は、僕にはただの専業主婦バッシングには聞こえなくなった。
現実問題として、現代日本には女性に専業主婦を強要する社会システムがあり、それを「専業主婦という病気」と呼んでいるように感じる。

文脈を読むと判断は多様化する

以上が僕の「文脈を考慮した読み」である。

「文脈を考慮」すると判断基準が多様化する。
何を考慮するか、何を重視するかは人によって異なり、結論もそれぞれだ。
僕が文脈を考慮すると、「専業主婦は病気」と「専業主婦という病気」は全く異なる概念に思えるし、
正論の八木氏のように、イデオロギーを重視する人が「文脈を考慮する」と「専業主婦は病気」と「専業主婦という病気」は同じ価値観になるだろうし、
こちらの増田が文脈を考慮すると、これは、「女は産む機械」なんかよりも、遥かにストレートに問題になることということになる。

要するに文脈を考慮することと、意見の方向性は一致するとは限らないのだ。

さて

そういう事を踏まえた上で「女は産む機械」「専業主婦は病気」でのはてなのダブスタ調べを読むと、色々と疑問が湧いてくる。

専業主婦は病気の件では文脈を考えろと言ってるのに、女は産む機械の件では文脈を考えないで批判してた

「女は産む機械」「専業主婦は病気」でのはてなのダブスタ調べ

という根拠として出される例は、「文脈を踏まえた読み」の有無ではなく「産む機械」発言に対してネガティブかポジティブか、という基準だけで選出されたように見える。
増田のいう文脈は単一価値観に基づく機械的チェックの事なのだろうか?

その辺確認したいので、増田の返信を待っている。
なお、対話相手の同一性を確認したいので、元記事からリンクを貼る形で新記事を立ててもらえると助かる。

no image
片山総務相は「流行病」と言ったのか?

愛知県の大村秀章知事は15日の就任記者会見で、大村氏や河村たかし名古屋市長が掲げる「中京都構想」を、片山善博総務相が「流行病」と表現したとして「地方自治の担当大臣が言うのは言語道断、不適任。それが菅内閣の姿勢だとしたら大問題。撤回と謝罪を求める」と批判した。

 片山氏は10日の記者会見で中京都構想について「流行病とは言いませんが、影響を受けて提唱している面があるかも」と発言している。大村氏は「中京都と言って(知事選を戦い)150万票の支援をもらった。愛知県民を愚弄(ぐろう)するにもほどがある」と反発。17日に総務省に面会に行くとし、「しっかりと本人に申し上げたい」と語った。

asahi.com(朝日新聞社):愛知・大村知事、片山総務相に「流行病」発言撤回求める – 社会

という記事があった。
舌禍については、原文をチェックしないとなんとも言えないので、例によって原文を上げておく。

片山総務相の発言(総務省記者会見)

府県と政令市の再編構想

問:
 最後に1点、新潟州とか、大阪都とか、そういう構想が各地で出ていますが、大臣、以前の会見で、巨大な自治体が合併して、大きすぎる自治体になって、住民自治の観点から、少し問題の解決から遠ざかるというような所見を述べられていましたけれども、大阪都とか新潟州に関しましては、現在の政令市を解体して、そこで、行政区ではなく特別区、市を解体して幾つかの特別区を置くということで、特に大阪なんかは中核市並みの権限を与えるということで、住民自治の観点から言うと、大阪市という巨大な団体から比べると強化されるのかなという気もするのですが、改めて大臣のお考えをお伺いできればと思います。

答:
 これはですね、必ずしも明確な大阪都構想、中京都構想、新潟州構想が、こうやりたいというふうな明確なスキームを携えて言われているかどうか、私がちょっと知らないだけかもしれませんけれども、あまり判然としないところもあります。大阪都は比較的、従来からどういうことをやりたいかというのは、私もイメージとしては受け取っておりますけれども、中京都とか新潟州というのは何となく、流行病とは言いませんけれども、とは言ってませんよ。影響を受けて提唱されている面が、ひょっとしたらあるかもしれない。これは私の認識違いかもしれませんけれどもね。そういう前提で申しますけれども、大阪都構想ってどういうことですかというとですね、ポイントは幾つかあると思うのですけれども、一つはやはり大阪市の解体ですよね。府と市が合併するということが基本的だと言われていまして、確かにそうなのですけれども、府は残るわけです、厳として。市が無くなるのです。で、市の中を幾つかの、必ずしも完全でない自治体、基礎的自治体的自治体に細分するということでしょう。だから、結局大阪都構想というのは、大阪府が大阪市を吸収して、大阪市を無くして、必ずしも完全でない自治体をそこに配置するという、こういう構想なのですね。だから、それが今の自治体が抱えている問題解決の方向と合致するかどうかという点検が必要だと思いますね。一つ言われていたのは、府と市の二重行政を解消したいということ。これはやはり問題はあると思います。これは昔の五大市構想というときには、五大市、名古屋、横浜、京都、大阪、神戸ですけれども、老舗の大都市ですね。これが特別市構想が出たときには、府県からもう独立させるという構想だったわけです。だから、二重行政が起こりえない構想だったのですけれども、これを当時、府県が反対をしまして、今のような政令指定都市になったわけです。だから、最初からこの二重行政の問題というのはやはり残っているわけですよね。これをどうするのですかという問題があるわけです。これが一つの着眼としては、的を射た着眼なのですね。その際に、府と市を合体させて二重行政を解消しましょうというのも一つの在り方です。もう一つは、五大市の特別市構想に戻って、原点に戻って、分離しましょうというのもあるわけです。だから、二重行政の解消は、都構想に一つだけ選択肢を求めるということではないはずなのですね。分離というのもあるわけです。いずれも、法律制度を改正しなければいけません。自らの、自分たちの意思決定だけではできません。これは国法を変えなければできない作業です。それから、もう一つは、これは名古屋市なんかで提起されていたのですけれども、今の名古屋市をはじめとした大都市は大きすぎて、基礎的自治体としての体を成してないじゃないかと。300何十万とか、250万とかっていうのは、基礎的自治体にはなじまないでしょうというのは、やはりそれも的を射た指摘だと私は思います。それで、基礎的自治体というのがどれぐらいであるべきかというのは、いろいろな議論があるでしょうけれども、今の大都市というものを、何らかの改変を加えて、基礎的自治体を置くべきではないかというのは、これは論点としてはあるだろうと思いますね。それをどうするかというのは、またいろいろあります。あまり強い権限を持った基礎的自治体ができてしまうと、大都市としての一体性が無くなるのではないかと。やはり大都市というのは、地域というのは、都市的形態も、それから経済活動も、市民の生活形態も一体化していますから、だからやはり一体化というものが重要ではないかと。これをどう考えるのですかということで、そうすると、基礎的自治体にするのか、それとも準基礎的自治体にするのかとかですね、それとも、現行でいいのかという議論があると思います。だから、大いにこれは議論したらいいと思うのですね。

総務省|片山総務大臣閣議後記者会見の概要

大村愛知県知事の発言(twitter)

ohmura_hideaki 大村秀章
フジテレビの新報道2001に出演。我々の公約、中京都構想を片山総務大臣が「流行り病」と発言したことに、発言の撤回と謝罪、若しくは更迭を要求。2月6日の選挙の直後に、地方自治担当の閣僚がこうした発言をしたのは言語道断。愛知県民を愚弄するもの。その神経を疑う。徹底的に闘います!
2月13日 Keitai Webから

Twitter / @大村秀章:

ohmura_hideaki 大村秀章
それぞれの地方が自分達の地域をこうしたいと考えてはいけないんですか?すべて総務省の指示に従わなければいけないんですか?これが菅民主党政権の地方自治に対する考え方ですか?地域主権をうたっているのはまやかしですか?はっきりと明確にしてもらいたい。
2月13日 Keitai Webから

Twitter / @大村秀章:

大村愛知県知事の発言(記者会見)

愛知県のウェブサイト、知事のページ:トップページ | 愛知県に掲載される予定だが、現在、知事変更のため、工事中。

メモ

大村愛知県知事の会見の全文が出てくるまで判断保留。