ネットの海の漂流者

インターネット上で話題になっている問題を検証しています。

*

鉄板の広告位置の罠

      2012/11/27

-大手ブログが軒並み採用する鉄板の広告位置について考える(gamella) – BLOGOS(ブロゴス)
という記事について思ったこと。
僕は専門家ではなく独学でこの辺勉強している人なので、間違いがあるかもしれませんが、とりあえずアウトプットしてみます。
スクリーンショットにGoogleのロゴが写ってますけど、確かそれってGoogleブランドの使用許諾申請必要だった気がする。その辺クリア済なのかなという疑問が最初に浮かんだんですけど、それはさておき。
**大手サイトの真似をしてみようという発想は危険
まず基本的な知識として、この手のクリック保証系の広告は企業向けアカウントと一般向けアカウントで規約が違ったり、プレミアムアカウントでは許されることが、一般アカウントでは許されなかったりします。
大手サイトがやってることの中にはプレミアムアカウント限定で認められているテクニックが含まれているので、むやみに真似ると規約違反でアウトになる恐れがあります。
つまり、大手ブログを参考にしようという発想自体が罠なんですね。
これをやると知らないうちに規約違反を犯してしまう可能性があります。
**記事下広告(レクタングル(大))
超鉄板。無料のブログサービスで運営側が確保するのは基本的にここ。
一般的なブログならここが一番収益高いという場合が多いと思います。
メインコンテンツを最後まで読み終わった直後に表示されるのがキーポイント。
利点としては、コンテンツを読み終わった後に関連性が高いページが表示されていればクリックする人が多いこと。
欠点は最後まで読まなかった人には表示されないこと。長文過ぎたり、難しすぎたり、読んでいて悲しくなっちゃうような記事だと途中でギブアップする人が増え、記事下広告を見る人が減ります。
対策は記事を細かく分割することで記事下広告が目に入る機会を増やすこと。
(ただしこの方法は読者の利便性を損なうため嫌われる事が多いようです。
**記事本文より上の広告
ここは配置のテクニックで効果が何倍にも変わってくる位置。
適当に貼っただけだと「広告にコンテンツ力で負け、記事をまだ読んでない人が他所に行ってしまったケース」が収益の中心になる、というちょっと残念な位置。
ただしちゃんと考えて配置すれば、それなりに効果が出てきます。
たとえば、ここに広告を効果的に配置するための発想の一つに画面中央にナビゲーション機能を集中設置し、その周辺に広告を配置というものがあります。
(注:ここでいうナビゲーション機能というのは他のページへ移動するためのリンクをまとめたようなものです)

これは「ページのTOPへ戻るボタン」とセットで使います。
このボタンは読者のページスクロールを追尾するものを選びます
(PC版のこのブログの左側に設置されている follow me ボタンと同じ機能)
***期待している動き
1.まず、読者がブログに訪れます。そして画面の真ん中の目立つ所に相互RSSやら、人気記事があることを認識します。
2.その人は読みたい記事があるからブログにアクセスしてきたわけですから、ナビゲーションや広告をすっ飛ばして目的の記事を読みます。
(しかしナビゲーションの内容は無意識のうちに目に入ります)
3.そして記事を読み終わった後、ページトップのナビゲーションに気になっていた記事があったことを思い出します。
4.「ページのTOPへ戻るボタン」をクリック。
5.ナビゲーションの中から興味がある記事を探します。
6.ナビゲーション目的でページトップへ帰ってきた人は、どこかクリックする気まんまん。そして周囲に配置した広告群が、その人達の視野に入る。
こういう流れを想定しているわけです。
その手のギミックの有無によってページ上部の広告の収益は大きく変わってきます。
ただしこの辺を弄る時には、クリック保証広告は他のリンクから充分に離さなければ規約違反になる可能性があることを考慮する必要があります。
***タイトルロゴ横ビッグバナーの罠
タイトル横の広告で大事なことは、実はここにadsenseを設置しているブログは非常に少ない、ということです。
これはなぜかというと、素人がやるとadsenseの規約的に危険だからですね。
昔はやったテクニックに「adsenseブースター」というものがあります。
これは広告の側に画像を配置することでクリック率を上げようというテクニックですが、効果がありすぎて現在では禁止されています。
-Ad and image placement: a policy clarification – Inside AdSense
タイトル画像との組み合わせが、adsenseブースターと解釈されると一発レッドカードまであるので、規約をちゃんと把握している人以外はここにadsenseを張るのはやめたほうが良いと思います。
他にも色々めんどくさい事情があるので、知り合いがタイトルロゴの横にadsenseを張ろうとしたら、とりあえず僕は止めることにしています。
**サイドバー
僕の場合、ワイドスカイレッパーをレクタングル大に変えると大抵収益が上がります。
また、きわどいポーズのフィギュアがずらっと並んでいたり、水着の女の子の写真がずらっと並んでいるamazon広告について。
これはadsenseとの二択。
両立している人は基本的にプレミアムアカウントですね。
「adsense 水着 警告」でググッてみてもそれでもやるなら止めません。
一般向けのadsenseでR15位の画像が並んでいると警告メールが飛んで来る恐れがあります。
(一枚二枚ならOKの場合が多い)
**まとめ
広告配置を決める時には規約を確認しないとエラい目にはうことがあります。
昔はOK だったテクニックが現在では禁止されていることもあります。
最新の規約を参照しないと危ないです。

 - ネット

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ホッテントリー入りするかどうかは事前の活動で決まるというのは大体あってる

戦う前から、勝敗は決まっているんだから。

事前の活動が、100ブクマを集める下地を作っていた。下地のないサイトがどんだけ良い記事を書いても、大抵は埋もれる。

100ブクマほしければ、id:RE○さんにはてなポイントを1万くらい送れば良い – うぱ日記

これについては、大体あってますね。
現在の仕様では「はてなからのアクセスだけで100ブクマ到達」というのはかなり難しいので、事前活動と外部活動が大切になってきます。
誰もブクマしないような記事は論外として、数十人がブクマするような内容の記事であれば、読んでくれる人の数を2~3倍に増やせば100ブクマ行きます。
また、24時間かけて10ブクマ付く記事を書けるならば、そのブクマを短期間に集中して付くような工夫をすれば、はてブの新着エントリーの上位入りが狙えます。
そうすると露出が増えて100ブクマ超になりやすい。

**例えば
+自分が今どんな記事を書いているか、いつ頃完成するかを常にtwitterやはてなハイク等のミニブログで書くようする→興味をもつ人のアクセスがそのタイミングに集中しやすくなる
+twitterなどを眺めていて、今書いている記事に興味がありそうな人が大勢アクティブになったタイミングで投稿し、新着通知→ほぼ同時に3ブクマ以上付く可能性が上がり新着エントリー入りしやすくなる
+24時間ごとの大まかなインターネット利用率を把握し、はてブからのアクセスのピークをゴールデンタイムに調整する cf 中堅ブログのアクセスが一記事数千変わってくるテクニック
こうした各種調整をしっかり考えているサイトと考えてないサイトではブクマのつき方段違いです。

事前の活動や投稿技量の巧拙といった記事の品質以外の要素を考慮し、いかに下地を作るかが「100ブクマを集める記事」を作成する上で非常に重要になってきます。

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「【東日本大震災】福島から関東の方へ」はどう扱われたのか

「Twitterでは好評だったが2chで酷評された作品」として扱われている漫画「【東日本大震災】福島から関東の方へ」について。
まず、もとの2chですが >>1は以下のようなものでした。

>>
1 :名無しさん@涙目です。(千葉県):2011/04/15(金) 22:21:41.58 ID:0NQVI64p0● ?2BP(2)

【東日本大震災】福島から関東の方へ
PIXIV URL略(引用者による)
画像(一部)
アップローダー(画像URL略)
アップローダー(画像URL略)
アップローダー(画像URL略)
アップローダー(画像URL略)
アップローダー(画像URL略)
アップローダー(画像URL略)
アップローダー(画像URL略)
【東日本大震災】福島から関東の方へ
Twitter URL(略)

以下ツイッターの反応

marie_73_Rah マリー
福島からの声。涙が出る…/ ブックマーク 【東日本大震災】福島から関東の方へ | きたけ #pixiv pixiv.net/member_illust.…
8分前
v_rock_mokugyo 炭酸珈琲(元RUIZA)
支援!!これは全国民に読んでほしい。 / ブックマーク 【東日本大震災】福島から関東の方へ | きたけ #pixiv pixiv.net/member_illust.…
46分前
masamin1007 まさみ
全くもってその通りだよ。読んでて涙出てきたよ・・・。 RT【東日本大震災】福島から関東の方へ [1] : URL略
51分前
<< URL略となっている部分は元スレではURLが存在しましたが、引用者の判断で削除しました。さてこの書き込みですが、ポイントとなるのは”画像(一部)”という部分です。
2chに貼りつけられた画像もそれを元にしたまとめブログの画像も作品の全容を伝えるものではなかったのです。
しかも画像は、作品の持つメッセージを正確に伝える目的ではなく、バッシングのために都合が良いものかどうかで選ばれていました
少なくても僕はそう僕は感じました。

元作品のプロットも、伝えたかったはずのメッセージも、歪められていました。

そのことは元スレでも複数の方が指摘していました。

>>
55 :名無しさん@涙目です。(長屋):2011/04/15(金) 22:27:46.99 ID:aIq9lHrX0
ピックアップしてる絵が作為的
元を見てみたらそんなに悪くもねーじゃん
1しね

167 :名無しさん@涙目です。(チベット自治区):2011/04/15(金) 22:37:12.08 ID:xEQuSmLE0
これ最後の画像違う作品から持って来てるから意味がわからんくなる
てか恣意的だよね

<<しかし、これらの発言は僕が見た限りまとめブログには掲載されません。 「スクリプトによる自動投稿でない限り」まとめブログ管理人はこれらの発言を読み、そして黙殺したことになります。2ちゃんねるに悪意ある抜粋が投稿され、その事を承知しているはずのまとめブログが、恣意的な編集を行い、その情報が拡散するといういわば常態化している「いつものあれ」がここでも行われたわけです。これは 産経は切り取った、そして数十分後に全文を掲載した。しかし…… – 情報の海の漂流者 と同質のトリミング問題です。

2chとTwitterで評価が違ったというのはユーザー層の違いだけではなく、両者が読んだものが違っていたからだ、という理由もあるのではないでしょうか?
**読んで違和感を覚えなかったのか。
例の2chスレに貼られた画像群は、切り取りであるため、ストーリー的に飛躍がありますし、メッセージ的としても意味が通らないものでした。
違和感を覚えた人も多かったのではないでしょうか?
で、その違和感をどう処理しましたか?というのが問題になります。
[pixivで女子高生が書いた漫画なんだからレベルが低くてもしょうがない]と思ってしまったとしたら、ちょっと気をつけたほうが良いと思います。
「pixivだからレベルが低いんだろう」「書いたのはまだ高校生だし」「女だから論理的ではない」
そんな心理が働いていたとしたら、それは予断により書いた人を見誤ったことになります。

**続き
-相手が実生活に被害を及ぼす場合は別 – ネットの海の漂流者

newpost
相互RSS的なものの効果について50万pv分測定してみた

相互RSSってありますよね。
ブログの記事上に自サイトや他サイトの新着記事を表示して相互にアクセスを回し合うブログパーツ。
あれをみていて、記事上に新着情報を表示するとどの程度のアクセス流入効果があるんだろう?と気になったので実験してみました。

**実験環境
【設置サイト】 情報の海の漂流者 (真面目に更新している時期は月pv10万程度 新規訪問割合10~20%)
【表示したもの】 このブログ(ネットの海の漂流者)の新着記事。
【表示位置】記事上を三分割し、左に設置サイトの新着記事 中央にこのブログの新着記事 右に広告を配置した。
【表示数】約50万回
【条件】実験期間中「ネットの海の漂流者」には新しい記事をほとんど投稿しない。

**実験結果
実験期間中に「情報の海の漂流者」から「ネットの海の漂流者」へのアクセスは約2万回だった。
ネットの海の漂流者が期間中ほとんど更新されず、常連の人にとっては「新着記事表示パーツ」の価値が殆どなかったことを考慮するとこれは相当多い。
同じ情報をサイドパーツに設置した時に比べて数段効果が高かった。
**実験後
実験終了後、ブログトップの新着記事表示を外して再計測をしてみた。
新着記事表示なしの場合、「情報の海の漂流者」から「ネットの海の漂流者」へのアクセスは約1000回に減少した。(こちらも50万pv分計測)
このアクセスは主に記事本文内のリンク経由だと考えられる。
**余談 レクタングル大の話
レクタングル大の大きさは336 x 280である。これは一見中途半端に見えるサイズに見える。
しかし実は横幅1024pxのモニターで横に3個ならべて表示するのに最適なサイズだったりする。
-鉄板の広告位置の罠
を読んで、サイドバーにレクタングル大を設置した人は、width1024pxでデザインをしてみると色々面白いかもしれない。

イケダハヤトrss
イケダハヤトさんに言及されたけど、流入pv200以下だったという話については

あと余談になるがイケダ氏のブログに私のブログがリンクされたことがるが、流入アクセス数が「200未満」で、あまりにも少なくて驚いた。ブログの影響力を測定するにはいろいろな数値がある。1つはPV、そしてもう1つは記事・エントリーでリンクしたサイトにどれだけアクセスを送りこめるか… が重要だ。これについてはまた機会がある時に説明したい。

「『月20万稼げるブログ」を運営する上で気をつけている5つのこと』」は間違いだらけ – Hagex-day.info

イケダハヤトさんに言及されたけど、流入pv200以下だったという話については、そんなもんじゃないかなぁと思う。言及元のデータを元に大雑把に計算してみよう。

今では月間約20万PVを、検索経由で獲得しています。

検索経由のトラフィックは、現在サイトトラフィック全体の43%ほどとなっています。ざっくりいえば、収益の約4割は過去記事が生み出しているということです。検索エンジンで読まれる記事を書けば書くほど、サイトの収益性は座布団を重ねるように増加・安定していきます。

「月20万稼げるブログ」を運営する上で気をつけている5つのこと | ihayato.news

1. 過去記事のアクセスが約4割で約20万pvという話ならば、新しい記事のpvは約30万位となる。
(しかし実際はtwitetr等で過去記事へ言及されるケースもあるし、検索数には新着記事も含まれるだろうから、検索数≒過去記事のトラフィックというのは極めてざっくりした把握だが)
2. Google Readerによると、イケダハヤトさんは現在週間41,3回のペースでブログを更新しているようだ。
(一日あたり約6記事 一ヶ月180記事弱のペース)

3. 30万pv ÷ 180記事 = 一記事あたり平均 1700弱pv
4. 記事を読んだ人の一割位の人がリンクをクリックしたとしたら流入アクセスは平均して170前後となる。
(ちなみに僕の経験上、炎上案件等の読者が言及元に強く興味を持つリンクの場合クリック率30%くらいになることがある一方。その辺の広告とかだと0.1%とかである)

実際の所、各記事のpvは一定ではなく、極一部の人気記事が何万アクセスも稼いでいる状況であろうから、中央値は恐らくもっと下であろう。
となると、”イケダ氏のブログに私のブログがリンクされたことがるが、流入アクセス数が「200未満」で、あまりにも少なくて驚いた。”というhagexさんの話については、「イケダさんの平均pvから予想される言及された時の期待値としてはそんなものじゃない?」
という答えになる。
ちなみにHagexさん曰く、

全体のアクセス量の43%が検索エンジンからというのは、「ファン型コンテンツ」として大失敗している証拠だ。ちなみに私の日記はイケダ氏の約6倍ぐらいのアクセスがあるが、9割が再訪問者だ。

「『月20万稼げるブログ」を運営する上で気をつけている5つのこと』」は間違いだらけ – Hagex-day.info

とのことだが、Hagexさんの更新数は週間67で、イケダさんの1.5倍位ある。

**ブログのpvの話については
人気ブログのpvについては、それを何記事で達成しているのか、どこからの流入で達成しているか、ということをチェックすると色々面白いことが見えてくる。
ホームラン級の記事を量産する人もいれば、ヒットをコツコツ積み重ねる人もいる。普段は三振ばかりだが時々さよなら逆転満塁ホームランを打つ人もいる。
とりあえず、僕は月間3桁更新できる人じゃないので、イケダさんタイプのブログを運営することは無理そうだ。

no image
Twitterの自浄作用について

Twitterではデマが広がっても自浄作用でなんとかなる、みたいな意見がありますが、実際に検証をしている立場からすると、Twitterの自浄作用は非常に危ういと感じます。

**Twitterは構造的にデマに弱い
デマというのはセンセーショナルな情報を列挙すれば作れます。
140字以内でつくることは難しくありません。

検証情報は、ソースや根拠を添える必要があります。
情報量的に140字以内におさめることは困難です。

両者が必要な情報量の差にはさがあります。
文字数が限られているTwitterは、デマを作ることは容易だが、検証することは困難なメディアと化しています。

そのため検証側は多くの場合、Togetter等のまとめサイトに発言をまとめるか、外部サイトに記事を書いて、URLを投稿する方法を取ります。
(その辺の事情を知らない人がRTした人全員に修正情報を送ってまわるというのはわりとよくある話なのですが、ほとんどの場合対処しきれなくなってギブアップします)

**検証情報の言及数は少ない
Twitterにおいてデマが優勢か、対抗言論を行う側が優勢かというのは、両者の言及回数を比較することで大まかにチェックすることができます。
-Topsy
-TweetBuzz
あたりが有名です。

実際に調べてみると、twitterにおける言及回数は基本的にはデマ情報側の圧勝です。
検証情報の言及数は大抵の場合元発言の半数あれば良いところで、1/10とか1/100程度しか言及されないケースもすくなくありません。

Twitterの自浄作用というのは一部のリテラシーが高いクラスタのみで効果を発揮しており、コミュニティ全体としてはデマが優勢、というのが実情ではないかと僕は思っています。
**「自浄作用」はどうやって支えられているのか
「Twitterの自浄作用」が充分に強ければ、カウンター情報は自然に広がっていくはずです。
しかし実際のところ、色々と工夫しなければ、ほとんど言及されることなく、忘れ去られることが多いのです。

検証者は様々な要素を考慮して記事を投稿します。

-その情報を怪しいと思って積極的に調べる人が、どういうキーワードで検索するかをあらかじめ予測してSEOを行う
-その情報に興味が持つ人達の生活時間を加味し、一番読んでもらえる可能性が高いタイミングを計算して投稿する
-各ソーシャルメディアの特性を考慮し、時間差を付けて流す(Tweetと、セルフブックマークは最適なタイミングが異なる)

クチコミの元になる初期言及者は適切なコメントを付けて広めます。
これまた巧拙があって、テクニック次第で、言及先を読む人やRTする人の数が変わってきます。

その後途切れることなく拡散された場合のみ、多くの人のTLに表示されるわけです。
しかし、その過程でバトンが途切れてしまった場合は「デマであること」が周知されません。

**検証が周知されないデマは真実として扱われる
周知に失敗したデマはコミュニティ内で「真実」として扱われます。
「Twitterのデマはいままで自浄作用により駆逐されてきた」ではなく「Twitter上でデマと周知されたデマは自浄作用により駆逐されてきた」という正確かな? と思います。
デマであることが周知されていない情報はたくさんあります。

**まとめ
デマに対するTwitterの自浄作用というのは、自然な状態では大抵、デマの繁殖力に敗北します。
対抗言論というものは、「既に広まっている情報」に「ゼロの状態から反論」するものなので、人為的な介入が無ければ機能しにくいものなのです。

pvロンダリング
最近のpvロンダリングはセルフまとめで二度取りする方向ですよ

-NAVER まとめと PV ロンダリング – Life like a clown
ここで話題になっている naverまとめとブログを使ったpvロンダリングですが、セルフまとめとはてブの多重アカウントを組み合わせるとあれなことになりかねないですよね。
+ブログ記事を書く
+はてブスパムでホッテントリ― (広告収入ゲット)
+NAVERまとめでセルフまとめ
+はてブスパムでまとめがホッテントリ―(NAVER収入ゲット)
+まとめからのリンクでブログ記事のpv増えて広告収入ゲット)
+ほとぼりが冷めるころにまたNAVERまとめでセルフまとめ(ry

NAVERまとめはキュレーションする人も、紹介された人もwin winなサービスなのですばらしい仕組みだと思います。
まとめできっかけで過去の名記事が再評価されることは非常に良いことだと思うんです。
また、ある問題について書き続けているブロガーはその問題についてかなり詳しい事が多いので、ブロガー自身がまとめを作れば、ポイントを押さえた良いまとめができる可能性が高いと思っています。知識がある方のセルフまとめは非常に価値が高いものになるので大歓迎です。

でもそこに金銭目的のスパムがからんでくるとメンドクサイことになるなと思っています。
残念な錬金術になる危険性があるというか……

そうなるとはてブのホッテントリーがユーザーのニーズからズレていき、最大公約数ではなくなっていくわけです。
ちょっと前に流行った食べログのステマ騒動みたいな実際の評価とブクマ数が咬み合わない状態。
この流れで行くと、はてブがそんなものになりそうな気がします。
結局のところ、はてなはそろそろ本格的にスパム対策をして欲しいというところに話が落ち着くわけです。

no image
「外部電源喪失 地震が原因」について、その2

その1を読んでいることを前提として書きます。

**重要な施設には自家発電がある。
病院など、停電したら困る施設は外部からの電力が途絶したケースに備えて自家発電を用意しています。
外部電源が止まっても自家発電(内部電源)があれば全電源喪失にはなりません。
内部電源が壊れても、外部電源が生きていれば全電源喪失にはなりません。
この手の施設が停電するというケースというのは基本的には、外部と内部両方の電源が同時にやられたときになります。

この辺は原発も一緒です。

/外部電源無事外部電源喪失
内部電源無事
内部電源喪失×

福島第一原発の場合、地震によって外部電源が停止し(鉄塔倒壊等)、津波によって内部電源がやられて(13機中12機即死,その後直ぐに残り1機もダウン)全交流電源喪失状態になりました。

外部電源が停止した原因は地震であり(鉄塔倒壊)
内部電源が停止した原因は津波であり
全電源喪失の理由は両方、という事になります。

**そういった理解の上で
-外部電源喪失 地震が原因/吉井議員追及に保安院認める
を読むと
この記事はあくまで外部電源喪失について語っているに過ぎないことが分かります。
しかし、ネット上において、全電源喪失の原因は地震である、と読んだ人が少なくなかったようです。
その理由の一つに匿名掲示板にちゃんねるのニュース系スレッドの影響があります。

福島原発事故最大のアンタッチャブル…電源喪失は津波が原因ではなかった

1 :名無しさん@涙目です。(関東・甲信越):2011/04/30(土) 17:25:37.36 ID:kFkzTkNUO● ?2BP(8045)

外部電源喪失 地震が原因 吉井議員追及に保安院認める

 日本共産党の吉井英勝議員は27日の衆院経済産業委員会で、地震による受電鉄塔の倒壊で福島第1
原発の外部電源が失われ、炉心溶融が引き起こされたと追及しました。経済産業省原子力安全・保安院
の寺坂信昭院長は、倒壊した受電鉄塔が「津波の及ばない地域にあった」ことを認めました。

 東京電力の清水正孝社長は「事故原因は未曽有の大津波だ」(13日の記者会見)とのべています。吉井氏は、
東電が示した資料から、夜の森線の受電鉄塔1基が倒壊して全電源喪失・炉心溶融に至ったことを暴露。
「この鉄塔は津波の及んでいない場所にある。この鉄塔が倒壊しなければ、電源を融通しあい全電源
喪失に至らなかったはずだ」と指摘しました。

 これに対し原子力安全・保安院の寺坂院長は、倒壊した受電鉄塔が「津波の及ばない地域に
あった」ことを認め、全電源喪失の原因が津波にないことを明らかにしました。海江田万里経産相は
「外部電力の重要性は改めて指摘するまでもない」と表明しました。

ttp://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-30/2011043004_04_0.html

福島原発事故最大のアンタッチャブル…電源喪失は津波が原因ではなかった

このスレッドタイトルには2つの大きな間違いを含んでいます。
**アンタッチャブルでもなんでもない
鉄塔が地震で倒壊し送電できなくなった点ですが2011年3月19日の読売新聞に以下のような記述があります

東日本巨大地震で被災した東京電力福島第一原子力発電所で記録した揺れの最大加速度が、経済産業省原子力安全・保安院が同原発の耐震安全の基準値として認めた数値の4分の3に過ぎない448ガルだったことが18日、わかった。

 地震の揺れは想定内だったが、高さ6メートル以上とみられる想定外の津波が、原発の安全の根幹に関わる機能を喪失させた可能性が高い。

 同原発の2台の地震計で記録された今回の地震の最大加速度は、448ガルと431ガル。東電は同原発で予想される揺れの最大値を600ガルと想定していた。しかし、東電関係者の証言によると、この揺れによって、送電線を支える原発西側の鉄塔が倒れた。その結果、自動停止した原発に送電できなくなり、1~3号機の冷却機能がストップした。

 続いて襲来した津波は海水ポンプを水没させた後、タービン建屋にぶつかり、原子炉建屋の脇を抜けて西側にある小山の麓までを水没させた。緊急炉心冷却装置(ECCS)などを動かす非常用ディーゼル電源も海水に漬かり、6号機を除き使用不能になった
(後略)

津波は想定以上、揺れは想定内…福島原発 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

地震によって外部電源が途絶したというのは、アンタッチャブルどころか一ヶ月以上前に報道された既出情報なわけです。

**外部電源途絶の話が全電源喪失喪失の話に変わっている
【Before】 外部電源喪失 地震が原因/吉井議員追及に保安院認める
↓↓↓↓
【After】福島原発事故最大のアンタッチャブル…電源喪失は津波が原因ではなかった

元記事の見出しでは「外部電源喪失」と意味内容の限定されていましたが、2chスレッドタイトルでは外部の文字が消えました。
わずかに文字の違いですが、「外部電源喪失」と「電源喪失」では受け取られ方が大違いです。
タイトルに引きずられて地震により全電源喪失したと見なす人が続出しました。

その誤解は、改変されたタイトルを2chまとめブログが継承し、それを読んだ人がTwitterに投稿することで瞬く間に広がりました。

**そもそも
電力会社の鉄塔が災害でやられるのは、特に珍しくなく、数年に一度程度の頻度で起きることです。
原子力発電所関係に限定しても21世紀に入ってから複数回起きている事故です。
2010年の衆議院経済産業委員会の議事録をさっと検索してみたところ
-2005年4月1日石川県羽咋市で高さ90メートルの北陸電力能登幹線の鉄塔が、大規模な地滑りの影響を受け倒壊し、送電できなくなったため志賀原子力発電所1号機を午前4時 30分に手動停止
-2008年の9月15日に美浜原発、鉄塔の上部折損。
等があるようです。
しかしそれらのケースでは炉心溶融には至りませんでした。

鉄塔が倒壊し外部電源が途絶したら即メルトダウンという話ではないのです。
内部電源も同時にやられたから冷却ができなくなったのです。

social
中堅ブログのアクセスが一記事数千変わってくるテクニック

はてブやtwitter言及数が2桁前半個位付くことが多いな、という規模のブログを想定した話。
**こんなアクセス解析を見た時
たとえばこんなアクセス解析をみた時。

昼頃ソーシャルメディアで取り上げられてアクセス増えた。大成功!
とか思っている人って割と多くないですか?
でもじつはこれソーシャルメディア連携としては大失敗なんですよ。
ソーシャルメディア上の情報はリアルタイムで更新されていくので、よほど話題性が強いもの以外は数時間もすれば過去のものになります。
基本的に一回しか使えないアクセスブースターを、みんなが寝ている深夜や、仕事や学校に行っている人が多い昼間に使ってしまうのは露出数的に損しています。
昼頃に取り上げられて夜になる頃にはアクセスが来なくなるのはソーシャルメディア連携的には悪手なんですね。
この辺を考えてソーシャルメディアからのアクセスのピークを人が多い夕方や夜に来るように調整しているブログとしていないブログでは、記事へのアクセス数は数千変わってきます。

**インターネットの利用人数は時間帯によって異なる

上のグラフはインターネット白書2010 (amazon) (楽天) に掲載されている時間帯別のインターネット利用率のデータを元にグラフ作成。

記事の更新、twitterでの更新通知、セルフブックマーク等はゴールデンタイムがいつなのかを考えて適切なタイミングで行う必要があります。

no image
個人ゲーム攻略サイトをまとめwikiが駆逐したように、ソーシャルメディアが個人ブログを駆逐しつつあるのだろうか?

先日、有村悠氏とtwitterでこんな会話をした。
|y_arim|しかし、感覚としては例の記事、数年前なら100以上ブクマされてもっと炎上していたハズなんだが、ぼくも小物になったもんだな。平和ってステキね。|link|
|fut573|@y_arim テーマの旬が過ぎている感が|link|
|y_arim|@fut573 だいたい最近なに書いても10ブクマがいいとこだもんな。|link|
|fut573|@y_arim プラットフォームから外れているから、技術が必要な感じ|link|
|fut573|@y_arim 後単純に、調べた資料の量と、記事の文字数がはてダの全盛期に比べて数分の1になっているあたりとかも。|link|
|y_arim|はてなアイドルは順調に死んでいる。自ら望んでそうしたのだからいいことなのだ。|link|
|y_arim|@fut573 あー。正直最近仕事と同人誌作るのに忙しくてブログに割くリソースがないんだわ…モチベーションもかなり下がってる|link|
|fut573|@y_arim 割いたリソース違うんだから、評価もそれなりに変わってくるのが自然なんじゃないかなぁと。同レベルの作業したうえでブクマ付かないなら別だけど。|link|
|y_arim|@fut573 まあそりゃそうか。|link|
|fut573|@y_arim 純粋な読者はともかく、書き手を兼ねているようなタイプの人は、そういうの割と見ていると思う。|link|
|fut573|@y_arim 昔話や、過去に調べた知識のストックを元に書く記事が続くと、割と黄色信号。|link|
|y_arim|@fut573 いまその状況だわ。他に書きたいことがない。書いて何になるんだという気分になってる。|link|
|y_arim|世の中に対して言いたいことがなくなってきたら、もはや死期が近づいているのかもな。|link|
|fut573|@y_arim 知人のブロガーは、その手の記事が3つ続いたら、独力で記事書くの止めて、対談企画とかやることにしているって言っていたなぁ|link|
|fut573|@y_arim で、そのポジションの記事がtogetterに奪われて最近はしんどいんだとか。|link|
|fut573|@y_arim 意見をまとめる気力がないから、しかたなく情報まとめ系やろうとすると、今度はnaverと競合すると、まぁ詰んでるね|link|
|y_arim|@fut573 詰んでるねえ。あーめんどくさ。|link|
|fut573|@y_arim あとまぁ、限りあるハテブホッテントリーの枠を個人ブログ以外が相当数持っていくから、最近はてブ狙いも相当厳しいとかね。|link|
|fut573|@y_arim 少し前まで、大フィーバーしていたのが、楽天ソーシャルニュース。あれは大手ポータルサイトinfoseekのtopに掲載される。その上一時期は、定期的に記事を投稿するユーザーが数百人程度だったため、狙っていた人も割と多かった。|link|
|fut573|@y_arim 僕はあそこは、きっこのブログとかが評価最高ランクに位置するような読者層だったから、狙うのやめたけどね。|link|
|fut573|@y_arim 結局のところ、ゲーム攻略サイトをまとめwikiが駆逐していったのと同じ現象がはてブで起こっているんだと僕は見ている|link|
-(特にネット上の時事問題に関しては)ソーシャルメディア上の集合知に対して、ほとんどの個人ブロガーは、質はともかく速度ではほぼ太刀打ち出来ない現状がある。
-速度で勝てないから質で対抗しようとすると、労力が膨大なものになって疲弊してしまう。
-短い記事を書くと、twitterでいいじゃん!と言われてしまうので、短い記事を投稿しにくい空気がなんとなく形成されている。
-以前は調べ物に疲れて調べる気力がない時用の、比較的労力が少なくてもなんとかなる息抜き系の記事で一息つけたが、現在ではその手のジャンルがソーシャルメディアまとめ系のウェブサービスと競合し、供給過多となっている。
-イス取りゲームが激しくなって、ソーシャルブックマーク経由の導線を確保するためには、専門的知識が必要になってきた。
-商業記事と個人が趣味で書いている記事がソーシャルメディア上で並んで表示されるようになり、個人ブログに商業レベルのクオリティを要求される場面があること。
要するに、ブログのハードルが上がってしまい、一部の生産性が高い人以外は、一定以上の話題性を維持しながら、ブログ更新を継続することが厳しくなってきているのではないか?
で、読者が減ると、モチベーションが下がって更新が滞ったり、焦って変な方向に走って自滅してネットから消えて行ったりするブログが出てくる。気がつくとお気に入りのブログが「死んでいる」ことが増えていたり。
これも時代の流れでしょうがないのかなぁ。

no image
新はてなブックマークってもしかして重複処理してない?

はてブリニューアル以降初めて記事がホッテントリーに入ったのではてなブックマークのトップを眺めに行ったのだが、僕の記事がtopページに2回表示されている。

↑問題の記事。この記事は、ホッテントリー枠で上から三番目に一回。さらに、下部のはてなダイアリー枠で一回。合計2回トップページに表示されている。
-(cache) はてなブックマーク
↑はてブトップの魚拓。

うーんちょっと冗長な印象。
同じ記事を同一ページで2回も紹介するくらいならば、そのスペースで他の記事を紹介したほうがいいと思うんだけどなぁ……