ネットの海の漂流者

インターネット上で話題になっている問題を検証しています。

*

転載の害とかその辺の話

      2012/07/21

-はちま叩きの人にたんぶらーはいないよね? (確認):ekken
-記事を全文転載したtumblrが元記事より注目を集めるという事態が発生 : ARTIFACT ―人工事実―
この辺の話。
**転載による実害の例
転載自体の被害の一つとしてアクセスの減少というものがある。
ウェブサイトへのアクセスは大雑把に分けて
-書き手の固定読者からのアクセス
-参照リンクからのアクセス
-検索エンジンからのアクセス
の三種類があって、全文転載されると後ろの二つが激減することがあって、そのことがしばしば書き手のモチベーション低下に繋がる。
***オリジナルコンテンツのアクセスが低下する流れ
参照リンクからのアクセスってのは最近ではtwitterとかはてブみたいなソーシャルメディアと、大手ニュースサイトからのアクセスが中心。
ここで盛り上がると、ものすごい数の被リンクが付く。
検索エンジンは被リンクを評価する。
コピーコンテンツがソーシャルメディア上で盛り上がると、結果としてオリジナルよりも検索順位が上になってしまう可能性が出てくる。
-記事を全文転載したtumblrが元記事より注目を集めるという事態が発生 : ARTIFACT ―人工事実―
で話題になっている
「叱る母親・泣く子供…ある日の電車内にて」なんかもコピーコンテンツに検索結果負けている実例。
書き出しや文中のフレーズ等で検索をかけてみると、大抵のキーワードでTumblrのリブログのほうが上位に来てしまう。
(パーソナライズ検索オフでチェック)
検索エンジンで何かを調べていて、既に見たサイトと同じ内容のコンテンツをチェックする人は少数派だ。大抵の人はオリジナルより前にコピーコンテンツを読んでそこで満足して検索をやめてしまう。
本来作り手の所に流れるはずだったトラフィックが長期にわたってインターセプトされてしまっているという現実がある。
Googleは最近他のサイトからのコピーで構成されているようなサイトの掲載順位の検索順位を下げるようなアルゴリズムを導入したけども、現時点ではそれは有効に機能していない。

転載されたコンテンツがソーシャルメディア上で話題に→被リンク増大してコピーコンテンツの検索順位が上昇→永続的にトラフィック奪われる
という状況が多々みられるわけだ。オリジナルコンテンツがSEO的に弱いところで、コピーしたところがSEO強いと、よく見かける現象だ。ただまぁ、この辺は転載者がどうこうというよりも、Googleさん仕事しろ!という話になってくるのだが……

**転載以上の害
で、問題になっているはちまとかその辺は、ただ転載するだけではなく、内容を改変してくるのがめんどくさい。自分が書いてないことを書いたといわれ、信用を落とされたり、誰かに絡まれて不快な思いをした人は結構いるんじゃないだろうか?
そういう意味で、あの界隈は改変して変な煽り文を作ってくる分だけ、ただの転載系より性質が悪いなぁと感じる。
あと、僕は、ソースコピペで画像等直リンのまま大手サイトに全文転載されてサーバーが落ちた事がある。しかも文中のアフィリエイトリンクだけは全て書き換えられていたため、サーバー負荷はこちらもち、利益はあちらもち、という極めて理不尽な目にあった。
(twitterとかでも非公式RTのamazonアソシエイトのタグ書き換えている人が時々いるけど、見てる人は見ているよと言っておく)

 - ネット, ブログ, 雑記

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  関連記事

はてなユーザーの平均フォロワー数
はてなーの戦闘力は平均的ユーザーの12倍

**ふとした事で調べたもの。
さいきんはてな関係のちょっとした調べ物をしているのだが、その過程で読んだ最新の「はてなメディアガイド」に興味深い記述があった
-はてな メディアガイド2012年7-9月版(PDF)
はてなユーザーの平均フォロワー数
-Twitterの平均的なユーザーはフォロワー数は60人
-はてなユーザーのそれは720人
>>
はてなユーザーは平均的なユーザーの12倍もの影響力を持っています!
<< とのこと。 ***はてなユーザーの影響力 はてなユーザーの影響力はtwitterのフォロワーからの流入数だけに留まらない。 -はてなブックマークとアクセスアップ効果 – 情報の海の漂流者
で、書いたように はてブの新着エントリーやホッテントリ―、RSSやそれを利用したウェブサービス等まで影響が及ぶことを考えると、平均的なwebユーザーよりは相当影響力がある。
実際の所、ネット上での影響力はみための「戦闘力」(twitterのフォロワー数を一部界隈のネットスラングでこう呼ぶ)以上のものがあるという印象を持っている。
**影響力を利用されて……
はてなブックマークの新着エントリーはユーザーの質をほとんど問わず、ブックマークしたユーザーの数で判定される。
そのため、多重アカウントを使い、自分の記事にいくつもセルフブックマークを行い、新着エントリーを狙うケースもしばしば見られる。
***3user戦略のほうが総流入数は高い
はてなブックマークでは一つの短期間に3つ以上ブックマークがついた記事は、機械的に新着エントリーとして取り上げるという仕組みをとっている。そして新着エントリー入りすると、数百pv位は保証される。その事を考えると、最初の3ブックマークをするユーザーはpv100以上の影響力があることになる。
これを悪用したのが3userスパムと呼ばれる手口だ。
アカウントを多重登録し、3つのアカウントでほぼ同時にブックマークすることで、他のユーザーにとって需要がほとんどない記事でも新着エントリー入りさせることが可能なのだ。
(ちなみに、一人が複数のメインアカウントを持つ行為ははてなの規約違反である)
以前、はてブスパムが問題になった「非モテタイムズ」のアクセスについての記事が以下のもの
-非モテタイムズアクセス解析雑感 – 情報の海の漂流者
要するに、100人にブックマークされる記事を1つ書くより、3人ブックマークされる記事を33個書いたほうが、はてなブックマークからの総流入数が多くなる傾向があり、その3userをスパム行為で達成するケースもあることで、スパムやコンテンツファームの温床となっていたりもする。
影響力の強さも良し悪しである。

リファラ
僕はブログランキング系にはアクセスアップ効果が殆ど無いと信じているのだが……

**よくブログ入門系のサイトとかで
ブログ入門系のサイトを見ていると、しばしばブログランキングに加入することを薦める記事がある。曰く被リンクによるSEO効果がある、曰くランキングからのアクセス流入効果がある等々。
しかし僕はこの手のブログランキングの効果については、疑問視している。
**アクセス解析にしめるブログランキングからの流入数
以下のグラフは僕がブログランキングを導入していた時期のアクセス解析上位20サイト+某ブログランキングからのアクセス数である。

pv110万分、その内リファラありは約70万。
期間内に1位のはてなブックマークからは約17万の流入があったのに対して、某ブログランキングからのアクセスは173に過ぎなかった。
ぶっちゃけ誤差である。
このことからブログランキングは僕のブログのアクセス数に誤差程度の影響しか与えず、バナーによりサイトの表示速度が遅くなり、検索順位や読者の快適さが損なわれることを考慮すると、割りに合わないとみなして、全てのランキングをブログから外した。
**しかし最近
しかし最近、ブログランキングからも十分なアクセスがあると主張するひとと議論する機会があって、それが原因で自説に対する確信が揺らぎつつある。
その為、試しにこれから一ヶ月だけブログランキング系のバナーを貼り付けて検証してみることにした。

ブログランキング・にほんブログ村へ
理屈的には。同じワンクリックなら、twitterで言及してくれたり、はてなブックマークしてくれたり、楽天ソーシャルニュースに投稿してもらったほうが絶対拡散効果高いと思うんだけどなぁ……
ソーシャルに拡散するんだし。

(軽度)発達障害への配慮という観点

-日本の素敵な給湯室フェミニズム? – Togetter
これについては
+フェミニズム的もしくは男女論的にどうであるかは別として、(軽度)発達障害への配慮という観点を中心に考えると高橋氏の当初の発言には妥当性がある
+部長の比喩に対する高橋氏の抗議にには正当性がある。
という印象を受けた
*発達障害への配慮

NaokiTakahashi女性からの、解答を求めてない(共感・相槌だけを求めてる)会話って、(少なくとも一部の)男性にはすげーストレスなんですが。問題文だけ読み上げて解答は説明しない学校の授業みたいな。あるいはオチがない漫才か。お金もらいたいレベル。link

これなんかは「一部の男性」の代表例を言語優位アスペルガー症候群をはじめとする、ある種の発達障害の人たちと考えると分かりやすい。
そういう人達が抽象的なコミュニケーションから受けるストレスの例については梨木香歩さんのエッセイ『春になったら苺を摘みに』に収録された海外滞在先の大家さんと著者の会話なんかは典型的だなと思う。
>>
――昨日、ある集まりがあって、司会者に、じゃあ、ちょっと前に出てみてください、といわれたんでどんどん前に行って、その人の顔のすぐ目の前まで行ったんだ。そしたらみんな笑うんだよ。ジョークだと思ってるんだ。ところが僕ときたらなぜ笑われているのかわからないんだ。その人が驚いた顔をして、ハローというので、何か不都合なことをしたんだ、って分かったんだ。
――そうか、どこまで前へ出てください、って相手は言ってないんだものね。どこからどこまでが、彼の考える妥当な「前」なのか、範囲を指定してなかったのだものね。普通は「彼」の前でなく、ぎりぎり「聴衆全体」の前ぐらいでいいのかもしれない。でも相手の目の真ん前だって、前には違いないんだもの。行ってないことを察するのは難しいね。
――そうなんだよ、難しいんだ、化学の論文なんかよりずっと。
――ああ、化学の論文のほうがそれは、遥かに論理的合理的だものね、でも私にはそっちがずっと難しい。
――僕たち、足して二で割れないもんだろうか。
――そうだねえ、全ての人間を足してその数で割ったら、みんな分かり合えるようになるかなあ。
――うーん、でもそれもどうかなあ。
――分かり合えない、っていうのは案外大事なことかもしれないねえ。
――うーん……。この間、不動産屋がアラブからきたばかりの人たち連れてきただろう、君、初めてだったんじゃないか。
 私が帰国した後の家を、賃家と売り家の両方で出していたので、様々な不動産屋が様々な国の人々を連れて見学に来ていた。その中に彼の言う人たちもいた。
――いや、初めてではなかったけど。
――そう。彼らのことをわからないと言う人がいるけど、自分の論理を押し付けてくるという点では、僕にはみんな同じだな。
――………。

<< こういう人たちの中には共感コミュニケーションは難しいと感じる人も多いし、なんとか対応できるけど全身全霊を込めて全力で取り組む必要があり、毎回へとへとになってしまうという人もいる。 また、男性におけるある種の発達障害の発生率は女性の数倍に達することから共感コミュニケーションが通じる割合には男女差がある可能性も否定できない。 男女50人ずつ集めて共感コミュニケーションのテストをした場合、ある種の発達障害の発生率の違いから、下位集団の男女比が偏る可能性はあるだろう。 -女性→女性の場合、大抵の人に通じる -女性→男性の場合、通じる人には通じるが一部の人に致命的に通じない ということは十分に考えられる。 アスペルガー症候群等の高機能自閉症の人の中には、無理して頑張って周囲に合わせたコミュニケーションを取ろうとし続けた結果、過剰適応を起こしてしまい、鬱病等になりドロップアウトすることがしばしばある。 共感コミュニケーションにおける配慮の有無というのは人一人の人生を左右しかねない大問題であると言える。**発達障害は脳の器質的問題である さて、発達障害というものを視野に入れた上で以下の発言を読むと大変問題が多いように感じる。

hibari_to_soraぎゃはは! ナニコレ? マジもんか。イケメンでも給湯室で火だるまになるタイプ。ダメだなー、さっそくTwitterのフェミトークで刺されてるよw 当たり前だよ(笑) https://t.co/2jb6swZQlink

はたしてこのフェミトークが刺しているのは一体なんなのだろうか?
共感コミュニケーションに対する疲れの表明というのは後天的な問題ではなく、発達障害という先天的な脳の器質問題に原因がある可能性がある。
先天的な問題についての攻撃というのは言ってみれば「下半身が不自由な人の歩き方を馬鹿にする」「吃音障害の人の話し方を真似して笑いものにする」といった行為と同じようなことをやっているんであって、あまりいい趣味とは言えない。
「共感を求める会話への疲れの表明」や「コミュニケーションストレスに対する配慮を求める声」が含まれる発言への批判というのはかなり慎重に行う必要があるように思える。
そこに対する配慮を欠いた時、給湯室で火だるまというのはただの暴力と化してしまう危険性があるわけだ。

*部長の比喩に対する高橋氏の抗議にには正当性がある
一年くらい前、ソラノート事件という騒動があった。
その中で加害者の男性が被害者の女性に対して「オバサン」と揶揄し、被害者が怒りを表明したという出来事があった。
この時のはてなブックマークには被害者の怒りが正当なものである、という意見が相当数存在した。
しかし今回の高橋氏の親父呼ばわり、権力者呼ばわりに対する怒りの表明には賛同する人があまりいなかったことに僕は違和感を覚えた。

NTakahashiSPそれを言うなら、まだ36歳! の、役職なんぞもっとらんフリーのシナリオライター捕まえて保守親父、部長、呼ばわりしたことにも詫び入れてもらおうかい。link

僕が見る限りはてな界隈では揶揄や蔑称に対する抗議には正当性を認めることが多かったのだが、今回そういった声が小さいのは何故なのだろうか?
*まとめ
高橋氏の言うところの(共感・相槌だけを求めてる)会話で(一部の人に)生じるストレスというのは、発達障害への配慮という観点から見るとかなり真っ当な意見である。
論理的に正しいかは別として、自分に対する不適切な揶揄や蔑称についての抗議の部分には正当性を認める必要があるのではないか?

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相手が実生活に被害を及ぼす場合は別

前回の続き
「【東日本大震災】福島から関東の方へ」の作者が作品を削除したことについて、有村氏がこんなことを言っていました。

同じ福島県民の方に、嫌な思いをさせたのは本当に悪いと思っています。

しかし、あの漫画で、あの訴えで、救われたと、
ありがとうといってくださる方も大勢いるんです。
私のまわり、福島、他県の友人も言っていることをまとめただけです。

表現力が足りないせいで不適切な発言もありますが、
それでも思ってる方がたくさんいるんです。
非難は覚悟の上です。

ですので、申し訳ないのですが削除するわけにはいきません。
私のことをどう思っていようと、かまいません。

できれば、死ぬほど嫌いでしょう、私などかまわず、
あなたにとって不快ない生活を送ってください。

失礼します。

と書いた以上――否、一度世に問うた以上、どのような批判が押し寄せようと削除などすべきではなかった。削除してしまった以上、率直に言わせていただくが、表現者としては圧倒的に覚悟が足りなかった。すなわち、ヘタレ以下である(まさかpixivにさんざ絵を投稿しておいて、表現者たる自負も自覚も無いなんていうことはあるまい?)。「論理性皆無の典型的な女の文章」などのクソッタレな意見が寄せられたのなら、ブチのめしゃあよかったのだ。ぼくがやったように。

行こう 殴り合おう 「disはいかが?」と | LUNATIC PROPHET

僕はこれについて、相手の行動が表現に対する批判としては行きすぎていたため、身を守るために作品を削除することには妥当性がある、という立場です。

**表現者は読まない人の批判に対応すべきなのか
今回の件では批判者の多くは、元の漫画を読んだわけではなく、その一部を抜き出したモノを読んで批判をしていました。
漫画というのは、どの情報をどのような順番でどう描くのかが大きな意味を持つ表現です。
ページとページの関係性を無視して一部を抜き出してしまうと、漫画はただの静止画の集まりと化してしまいます。

これは漫画という表現に対する批判として適切であるか疑問があります。
自分の表現を読まず、恣意的に切り取られたナニカをもって批判をしてくる相手に対して表現者は何をできるのか疑問があります。

**個人情報をネットに晒す動きがあった
例えば以下のような書き込みがありました。
>>
99 :名無しさん@涙目です。(関西地方):2011/04/15(金) 22:32:10.17 ID:fe6EYwsd0
はやく特定しろよ
<< 匿名掲示板で本人特定をされた場合、個人情報がネットに公開されたり、関係各所に電凸されたりして、実生活に負の影響を受ける恐れがあります。 これは表現に対する批判としては逸脱していると僕は考えます。このような行為をされて表現を続けられる人は少ないのではないかと思うのです。 ブログが炎上した時、それに対応できる方は何人もいますが、 相手がブログのコメント欄ではなく、自宅に電凸して自分ではなく家族に苦情を言ってきたとき、表現を続けることが出来る人はどれだけいるのでしょうか? 少なくても僕は無理です。ネット上の私刑が自分や周囲の人達の実生活へ被害を及ぼすのを避けるために、作品を削除し、リアルとのリンクを切断するというのは、許されるべきだと僕は考えます。(あくまで私刑に対する対応の話。法を犯すような表現をした結果、通報され、警察のごやっかいになり、実生活に負の影響を受けるケースは別問題になる)**したがって 彼女が作品を削除して「逃げた」ことには妥当性があると僕は考えます。 -表現を「読まないで批判するひと」が多かったこと。 -ネット上の私刑がリアルに影響を及ぼす恐れがあり、防衛上作品を削除することが有効であったこと がその理由です。ネット上で何かを表現する人は、それが全世界に公開されているという自覚が必要だという点 コミュニケーションを前提とした場において、表現者は批判を覚悟せねばならないという点 この辺は有村氏に同意するところも多いのですが、表現に対する批判の範疇を超えた「私刑」に対しては、別問題だと考えます。 僕は彼女を「ヘタレ以下」とは思いません。

no image
読書メモ:3.11の記録 震災が問いかけるコミュニティの医療 – 歯科医師会からの提言

http://twitter.com/fut573/status/277768576549666816
http://twitter.com/fut573/status/277769088657416192
http://twitter.com/fut573/status/277769933365059584
http://twitter.com/fut573/status/277770363700654081
http://twitter.com/fut573/status/277770951339421696
http://twitter.com/fut573/status/277771468069285888
これは欠落ではなく欠損が正しい表現らしい。
http://twitter.com/fut573/status/277772012204736512
http://twitter.com/fut573/status/277772197374861312
http://twitter.com/fut573/status/277772457614663680
http://twitter.com/fut573/status/277772772195840001
http://twitter.com/fut573/status/277772793846845440
http://twitter.com/fut573/status/277773052647964672
http://twitter.com/fut573/status/277787554164662272
http://twitter.com/fut573/status/277788202943803393
http://twitter.com/fut573/status/277789402489581568
http://twitter.com/fut573/status/277790165592842240
http://twitter.com/fut573/status/277790507399270401

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漫画・ライトノベルの実写化は企画時点でオタク層にとっての死亡フラグ説について

最近、ブロガーをブログ単位で分析している影響で過去記事を目にする機会が増え、その影響で昔のことを思い出すことも増え、妙にセンチメンタルな気分になっている。
なにか新しい情報を見た時、その場で関連情報をチェックして認識を更新するのではなく、経験を元に解釈してしまうというのは良くない傾向だなと思いつつも……
**ビブリア古書堂のキャスト騒動を見て
ドラマ・ビブリア古書堂のキャスト問題から派生した騒動を見ていて、友人が昔「漫画やライトノベルの実写化は企画時点で原作ファンにとっての死亡フラグだと思うべき」という話をしていたのを思い出した。
(よく考えてみればこの話と騒動とそこまで類似性が高いわけではないのだが、連想してしまう時は連想してしまうものだ。)

話の内容を要約すると
「僕たちオタク層をメインターゲットにした映像化企画ならばアニメ化を検討するのが自然である。その道を選ばず実写化を選択した時点で企画者は僕たち以外をメインターゲットにしている可能性が高いのではないか? その場合サブターゲット以下に設定されているオタク層のニーズを満たすことの優先度は二の次にされているだろう。実写化の話が出た時点で、自分好みの展開にはならないことを覚悟するべきかもしれない」
というような話。
今考えればちょっと荒くて突っ込みどころもあるのだが、当時の僕はこれに納得してしまった。

あの頃の僕にとって制作者が自分の方向を向いていないというのはかなりショッキングな考え方で、しばらくの間これに引きずられて、実写化作品に全く期待ができなくなってしまった。
また、それまでの僕は作品の中に登場するキャラクターに物凄く感情移入していて、彼等が理不尽な目にあうと、友人が不当な扱いを受けたような強い憤りを感じていたのだが、この論争をきっかけにキャラクターや制作者の意図を冷静に分析するようになりはじめ、彼等を友達ではなく作劇上の駒としてあつかうことことに慣れていった。すると作品に感情移入することが難しくなり、見ていてすごくつまらなくなった。
あれ以降、面白そうな作品を見た時、「なんでこの作品にもっと若い時期に出会えなかったんだろう。そうすればもっと楽しく読めたのに」と勿体無く思う頻度が高くなり続けている。

これは、僕が毎年少しずつ「漫画やライトノベルのメインターゲット」から外れつつあるからなのだろうか、それともメタ思考をみにつけてしまったからなのだろうか?

はてなダイアリーから移転しました。

はてなダイアリーで情報の海の漂流者 というブログを一年半ほど続けていたのですが、色々思うところがあって独自ドメイン+WordPressに移転しました。

はてなダイアリーは便利なブログなのですが、いくつか欠点があります。

JavaScriptが使えない

JavaScriptを使えれば表を項目ごとに並び替えることができます。

テーブルのソートができるTable Sorterというjsがあります。

名前種類個数
りんごくだもの2
にんじんやさい5
だいこんやさい3
ナシくだもの6

僕は記事の中で長い表を使うことが多いので、どうしてもこれを使いたかったのですが、はてなダイアリーでは使用不可能でした。

ちなみにライブドアブログSeesaaブログFC2ブログ等のjavascriptが使用可のブログではこのjsを使うことができます。

ブログパーツがホワイトリスト制

はてなダイアリー使えるブログパーツは運営に許可されたものだけです。

まだ許可されていないブログパーツを使いたい場合、はてなアイデアから申請しなければなりません。

申請をしても、実際に使えるようになるまで数カ月かかることもあります。

最近、使いたいブログパーツが立て続けで未許可で許可申請をするのが面倒になり、どうせならどんなブログパーツも許可なしで使えるブログサービスに移転した方が早いと思ってしまいました。

SEO的な話

僕の書いた記事は時々はてなブックマークというソーシャルブックマークで人気になります。

はてなブックマークでホッテントリに入ると、その記事の被リンク数は瞬間最大風速的に跳ね上がります。

当日や翌日の被リンク数は数十万件になります。

リンク元のほとんどは動的なページなので、数日もすればリンクは消え、最終的には1万前後で落ち着くのですが、それでもとんでもない数です。

この被リンクを活かせるか否かで、検索エンジンでの表示順位は大きく変わってくるはずです。

被リンク数

さて、はてなダイアリーはこの被リンクを活かしているかということですが、微妙じゃないかと僕は思います。

上図の被リンク一位の記事、58486件の被リンクがありますが、その内外部リンクは346件だけです。

それ以外の58000件は、hatena.ne.jp内からのリンクからになっています。

この辺実はSEO的に物凄く損しているのではないか?と思います。

それと、Googleの検索結果は一つのドメインからは2件までしか表示されないので、規模が大きなブログサービスではドメイン内の競争に負けて、検索で表示されない可能性が出てきます。

実際、僕が書いているテーマは、はてなダイアラー同士の競争が激しくてはてな内で2位に入れず、埋没するエントリーが結構ありました。

もし、ドメイン内に競合がいない独自ドメインならどうなっていたのか、興味があります。

どうせブログを書くならば、いろいろな人に読んでもらえたほうがいいので、この辺確かめてみたいところです。

関連エントリーを自動挿入してみたかった。

はてなダイアリーには関連エントリーを自動挿入する機能がありません。

関連エントリーを自動的に生成するブログパーツもいくつかあるのですが、すべてはてなダイアリーは未対応状態でした。

その為、記事を書くたびにテーマが似ているエントリーを探してきて、手動でリンクする必要がありました。

関連エントリーを探す作業は一回数分ですむのですが、毎回やるとなると結構面倒なんです。 これをどうしても自動化したかった。

WordPressには「Yet Another Related Posts Plugin」というプラグインがあり、自動的に関連エントリーをまとめてくれます。

これを使うと日々の更新活動が楽になるので便利です。

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新はてなブックマークってもしかして重複処理してない?

はてブリニューアル以降初めて記事がホッテントリーに入ったのではてなブックマークのトップを眺めに行ったのだが、僕の記事がtopページに2回表示されている。

↑問題の記事。この記事は、ホッテントリー枠で上から三番目に一回。さらに、下部のはてなダイアリー枠で一回。合計2回トップページに表示されている。
-(cache) はてなブックマーク
↑はてブトップの魚拓。

うーんちょっと冗長な印象。
同じ記事を同一ページで2回も紹介するくらいならば、そのスペースで他の記事を紹介したほうがいいと思うんだけどなぁ……

no image
大手サイトが個人ブログの画像を直リンするとサーバー落ちることがあるのでやめて欲しい

この辺の話について。
著作権法的にどうなのかはともかく、池田信夫氏クラスの大手ブログが個人でサーバー借りて運営しているサイトの画像を直リンするというのはかなり迷惑な行為だな、というのが僕の感想。
大手サイトに画像を直接リンクされると、直リン記事にアクセスがあるたびに、こちらのサーバーに負荷が生じる。1万アクセスならば1万回負荷がかかるし、10万アクセスなら10万回負荷がかかる。
個人でやっているブログの場合、サーバーのリソースにあまり余裕が無い人が多く、想定外の負荷がかかるとサーバーが耐え切れずえらいことになってしまうことがある。
今回の場合、直リンされた人はそれなりにバックボーンが強いファーストサーバーを使っているようだし、直リンされた画像も10k弱の小さめなものなので、そこまで被害はないかもしれないが、月数百円位のプランでやっているサイトがちょっと大きな画像を直リンされると、記事が表示できなくなるレベルの負荷が簡単に生じてしまう。
(それなりにアクセスがあるサイトからの)画像の直リンというのは相手のサイトに実害を与えかねず、決してマナーが良い行為とは言えないのだと覚えておいた方が良いかもしれない。

ちなみに僕の場合

で書いたように、画像直リン+記事全文転載+アフィリエイトコードだけ改変 というコンボでサーバー落とされたことがある。

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【新はてブ】突き詰めていくと公式は非公式に勝てない

以下の図は現在のはてなブックマークトップページのコンテンツを種類別に分析したもの
新はてなブックマークトップ
黄緑色に塗った部分が広告用の枠。
オレンジ色に塗った部分は自社コンテンツや自社のユーザーのコンテンツの枠。
自社コンテンツの場合、リンク先にはてなの広告が貼ってあるので、準広告枠という性質もあります。
紫色に塗った部分は一般枠、というか被はてブ数に準じた人気ランキングの枠です。
画面全体に占める一般枠の割合はそんなに多くありません。
さて、次の図は嫁のはてブで同じ分析をしたものです。
嫁のはてブ
ほぼ画面のほぼすべてが一般枠となっています。

開発費やサーバー代や保守費用をかけているはてな公式は、ユーザビリティとマネタイズを並列してサイトデザインをせざるをえないため、広告やそれに準じる自社コンテンツへの導線を組み込まざるを得ない状況。
オレンジや黄緑の部分をなくしてはシステムを維持できないわけです。

一方非公式サイトである「嫁のはてブ」はコストを考えなくていいので純粋に利便性だけを追求することが可能で、紫の部分だけを並べることができます。

このような条件の違いがある以上、突き詰めていくとはてブ公式は利便性において非公式に勝てないのではないかと僕は思っています。

はてなブックマークというのは要するに一定期間内に獲得したブクマの数が多ければ多いほど良質なコンテンツであるという思想のランキングなのですから、下駄を履かせた自社コンテンツがインターネット全体の総合ランキングに質で勝つことは困難です。
ユーザーが一定時間内に得られる情報の質においても、公式が勝利するのは難しそうだなとも思っています。